1週間だけ禁酒頑張ってちょうだい

患者さんに、当たり前過ぎて、少し嫌な顔をされる事が分かっていても、しつこく説明するように心がけていることがあります。それはお酒です。
「お酒は健康のために適量にしてください」と、いかにも医者が言いそうな、退屈で耳の痛い話では全くないのでご安心ください。
ピロリ菌除菌治療の時にお酒を飲んで良いかどうかです。答えはもちろん「NO」ですが、うっかりいつもの習慣で晩酌してしまう方多いのです。
例えば、扁桃腺炎からの38度を超す高熱で来院、抗生物質を処方されたとします。こんなしんどい時に、お酒を飲む人はさすがにいません。一方、ピロリ菌の治療をするのは体調の良い元気な時です。元気ゆえに、うっかり晩酌してしまうことがあるのです。 だから、ピロリ菌治療のときに「1週間だけ禁酒してください」とわざわざ 伝えます。
余りお酒を飲まれない方からは、何を当たり前の事をこの医者は言うのだろうとの視線を感じる事がしばしばありますが、めげません。ピロリ菌治療時の禁酒は重要な事ですので全員に繰り返し伝えます。逆に毎日の晩酌を楽しみにされている方とは「ちょっと位なら良いですよね」と微妙な雰囲気の交渉が始まります、禁酒は1週間だけですからと説明、理解していただきます。
ピロリ菌治療時、お酒を1週間控えることが大切な事には、ちゃんと理由があります。
胃潰瘍、胃がんの原因である「ピロリ菌」を治療する時には、胃潰瘍の薬、抗生物質を2種類、計3種類の薬を1週間飲みます。下痢しないように整腸剤も併せて服用しますので、朝食後8錠、夕食後8錠と、結構な数になります。余分な肝臓への負担となる「お酒を」やめるのが1つ目の理由です。
抗生物質にはアンタビュース作用と言って、お酒を飲んだ時に、頭痛、動悸など、悪酔いさせる作用を持つものがあります。特に1回目のピロリ菌治療で消えなかった際に行う2回目の治療がありますが、この際に飲む抗生物質がこれがアンタビュース作用を持っていますので要注意です。これが、2つ目の理由です。
「ピロリ菌治療中は、1週間だけ禁酒頑張ってちょうだい 」が私からのメッセージです。

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胃カメラ胃の検査をバリウム検査だけですませていませんか? 胃カメラ検査(胃内視鏡検査)でないと見つけられない病状あります。
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