ピロリ菌の三次除菌療法

2000年にピロリ菌除菌の保険適用は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍に対して認められました。プロトンポンプ阻害薬と抗生物質2剤(アモキシシリン+クラリスロマイシン)を組み合わせた治療です。これはピロリ菌一次除菌療法と呼ばれます。この治療で約7割の方が除菌に成功します。

2007年になりピロリ菌一次除菌療法で消えなかった方に対する、二次治療が保険適応となりました。二次治療は抗生物質をクラリスロマイシンからメロトニダゾールへ変更します。プロトンポンプ阻害薬と抗生物質2剤(アモキシシリン+メトロニダゾール)を内服します。この治療で9割以上の方が除菌に成功します。当院のデータでは二次除菌療法は93%の方が成功しています。

100人の人が除菌治療をすると一次除菌で70人が除菌に成功。消えなかった30人が2次治療に取り組めば、30×0.93=27.9 約28人が除菌に成功。70+28=98。この二つの治療方法が確立された事により100人中98人までが除菌されるのです。喜ばしいことです。

しかし問題は1つだけ残されています。消えなかった2%の人に対する治療です。(三次除菌治療以降は保険診療の適応にはならず、ここからの話は自費での治療の話になるのでご留意ください)

この抗生物質の組み合わせを変えても消えないピロリ菌に対する治療法は主に2つ考えられます。

1.抗生剤の組み合わせを変える。プロトンポンプ阻害薬と抗生物質2剤(アモキシシリン+ニューキノロン)
2.既存の治療を倍量投与、倍期間投与。プロトンポンプ阻害薬と抗生物質1剤(アモキシシリン)もしくは2剤(アモキシシリン+メトロニダゾール)

抗生物質の投与量、期間を延ばすと消化器症状等の副反応が強くなるので、当院では1のニューキノロン併用治療を三次治療として、ピロリ菌除菌に取り組んでいます。

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