ピロリ菌の話

健康情報テレホンサービスに「ピロリ菌の話」を寄稿しましたので紹介いたします。
活字として読むのと違い、耳で聞く話なので、一文一文を短く区切り、医学用語を避け平易な言葉を使っております。
0120-979-451
で聞いていただくことができます。

ピロリ菌と言う言葉聞いたことがありますでしょうか。ピロリ菌の正式な名前は、ヘリコバクター・ピロリといいます。長いので、省略してピロリやピロリ菌とよばれています。

胃の中は、食べ物を消化するための強力な胃酸で満たされているために、バイ菌はいないと考えられていました。しかし、30年前に胃酸の中でもすむことが出来るバイ菌をオーストラリアの研究者が発見しました。それがピロリ菌です。

名前はピロリ菌と、どことなくかわいい響きですが、実は胃潰瘍や胃がんなどさまざまな病気と関わっています。

胃潰瘍はストレスや暴飲暴食が原因と言われていますが、ピロリ菌が深く関係しています。ピロリ菌を持っている人がストレス、暴飲暴食、タバコの吸いすぎなど、胃に負担をかけた時に潰瘍をつくりやすいのです。ピロリ菌を持っていない人は、少々のストレスがあっても潰瘍を作りません。
何度も胃潰瘍を繰り返している方は、抗生物質を使って胃の中のピロリ菌を完全に殺してしまうと、ほとんど再発しなくなります。
ピロリ菌を殺す治療は潰瘍の最も有効な治療として広く行われています。

また、昔は胃がんの原因は家系や遺伝と言われていました。しかし、これは間違いです。ピロリ菌こそが胃がんの原因なのです。
ピロリ菌が胃の中すみつくと、胃炎を起こします。胃炎がつづくと胃がんが出来やすくなるのです。
もしピロリ菌を持っていても、抗生物質を使ってピロリ菌を完全にころしてしまうと、胃がんになりにくくなることが最近の研究で分かってきました。

ピロリ菌の治療は、抗生物質2種類と胃酸をおさえる薬、併せて3種類の薬を1週間のみます。この治療で約7-8割の方は、ピロリ菌を殺す事ができます。もし、この最初の治療でピロリ菌が消えなくても、抗生物質の組み合わせを変えた別の治療があります。

ピロリ菌を治療することで、胃の様々な病気を予防出来る時代になりました。
たかがバイ菌、されどバイ菌です。

ピロリ菌の治療を行うには、まず内視鏡検査などきちんと検査を受け、診断を受ける必要があります。
お近くの消化器内科を受診するか、かかりつけの先生に相談してください。

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