渡航医学のお話

1964年(昭和39年)に海外旅行が自由化されてから今年でちょうど50年が過ぎました。旅行と言えば憧れのハワイだった時代もあったと思うのですが、最近はみなさま、ハワイ旅行なんてとうの昔に卒業、特にアクティブなシニアの方は、すごい所に旅行いかれますね。南米、アフリカ、ホント色々な所に行かれます。

以前、ロハスメディカルという医療情報誌で渡航医学をテーマに「Dr.中島のトラベルクリニック」のコーナを連載させていただいておりました。海外へ行かれる方の参考になると思いますので、その内容を紹介いたします。
naka
連載第1回
テーマ 海外へ行く前に「渡航医学」で健康管理を

突然、海外赴任を命じられた。あるいは、初めての海外旅行で秘境ツアーへ、など、最近は海外へ行く目的も様々。でも「病気になったら」「持病があるけど大丈夫」など、不安がある人も多いのでは。

Q海外への旅行や仕事。病気も心配だし、何を準備すればいいのか分かりません。
A渡航先では、感染症のみならず慢性疾患の管理、精神問題、海外医療保険など、健康に関するものに対処することが必要です。事前に知識を得る準備として、海外での健康問題を専門的にとらえる渡航外来のある病院や、トラベルクリニックに相談してみてください。インターネットでは正確な情報にアクセスを。

Q渡航医学に取り組み始めたきっかけは?
A私は、普段は地域の開業医として一般的な診療を行っています。しかし、数年前から患者さんに「今度、中国に転勤が決まりました。予防接種と英文の健康診断書が必要なのですが、どうしたらよいでしょうか?」などと、急に相談されることが増えたのが、渡航医学との最初の接点。ワクチン、感染症を中心として知識を深め、国際渡航医学専門医になりました。日本の医療常識と世界の医療常識の隔たりの大きさや、それを埋める勉強に励めたことも、私にとって大きな収穫です。

Q渡航前に誰かに相談したり、情報を調べる方法は?
A日本には「日本渡航医学会」http://www.tramedjsth.jp/、「日本旅行医学会」http://www.jstm.gr.jp/があり、ホームページに渡航医学に取り組む施設、医師等の一覧があります。公衆衛生、感染症科、内科、小児科、産婦人科、救急医学、渡航に関連する専門家による学会です。
主治医に相談して渡航医学に取り組む医師を紹介してもらうのも一つの方法です。
特に、糖尿病や喘息、心臓疾患など、薬が切れると困る人や心療内科を受診している人は、対処法を知っておくと役に立ちます。環境変化も大きいので精神面のケアも重要です。
海外の医師にとっても、患者の病歴や薬の情報は大切な判断材料。日本で服用する胃腸薬や頭痛薬などの英語名や、病歴を英文でまとめたメモ、おくすり手帳や薬の説明書も持参するといいです。厚生労働省検疫所ホームページhttp://www.forth.go.jp/は、地域別の健康情報が分かるので、参考になりますよ。

胃・大腸の検査をバリウム検査や便検査だけですませていませんか

胃カメラ胃の検査をバリウム検査だけですませていませんか? 胃カメラ検査(胃内視鏡検査)でないと見つけられない病状あります。
胃カメラが怖いと思っている方も、中島クリニックでは鼻から入れる経鼻胃内視鏡検査を行っていますので楽に受けていただけます。
大腸の検査を便検査(便潜血検査)だけですませていませんか? 大腸カメラでがんの早期発見、大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防ができます。
大腸カメラが痛い検査と思っている方も、中島クリニックでは意識下鎮静法を用いた大腸内視鏡検査を行っていますので楽に受けていただけます。
胃カメラ検査の予約は電話で出来ます。
大腸カメラの予約は診察が必要です。電話で予約できません。
お気軽にご相談ください。
休診日:木曜・日・祝