途上国での経口感染対策にA型肝炎ワクチン

海外、特に途上国に旅行する人に「これだけは、接種するべし」と考えているのが、A型肝炎ワクチンです。

このワクチンは「up to the last minute vaccine」とも言われ「渡航前最後の瞬間まで」は大袈裟にしても、1回の接種だけで1ヶ月後には100%抗体陽性となります。A型肝炎の発症まで 1ヶ月の潜伏期間がありますので、渡航直前に接種しても効果を期待できます。
 
Q A型肝炎はどんな症状が出ますか?
A 子供は知らない間に感染して治ることがほとんどですか、大人は発熱、悪心、全身倦怠などの症状を伴うことが多く、肝炎が重症化すれば黄疸の症状も出ます。
 日本でも衛生環境が悪い時代には、知らないうちにA型肝炎ウイルスに感染し、抗体を持っていることがありました(不顕性感染といいます)。
もしかすると、60歳以上の方々は抗体をお持ちの方もおられるかもしれませんが、上下水道が発達し、衛生環境が良くなった今の日本では、A型肝炎ウイルスに接する機会はほとんどありません。60歳以下の大多数は抗体を持っておらず、ワクチンの接種が必要となります。
 一般的に死亡率は低い病気ですが、50歳以上で罹ると死亡率が1.5%と重症化しやすいので、その年代の方は予防接種を受けることを特におすすめします。
 
Q 感染経路は?
A  A型肝炎はウイルスに汚染された食材から感染します。潜伏期間は約4週間。海外では水や食べ物に注意しているとは思いますが、経口感染なので、完全な予 防は困難です。特に、アジア、アフリカ、中南米には広く存在します。途上国に1ヶ月以上滞在する人は接種してください。
 
Q A型肝炎ワクチンの接種回数は何回ですか?
A 全部で3回接種します。
1回目の接種の2-4週間後に2回目を、6ヶ月後に3回目を接種してください。3回接種すれば、5年間は抗体が保たれます。実際には10-20年間有効とも言われています。
 渡航直前までに3回接種をする時間的余裕がない場合は、1回だけでも接種を。だだし、1回だけ接種では、しばらくすると抗体価が下がってくるので、A型肝炎の流行国に繰り返し渡航する方や、長期滞在される方はきっちり3回接種を受けておくことが大切です。

 また、A型肝炎ワクチンの生産量が限られるために恒常的にワクチンが不足している状況です。渡航が決まっている人は早めに病院で相談をして、接種準備をしておくことをおすすめします。

胃・大腸の検査をバリウム検査や便検査だけですませていませんか

胃カメラ胃の検査をバリウム検査だけですませていませんか? 胃カメラ検査(胃内視鏡検査)でないと見つけられない病状あります。
胃カメラが怖いと思っている方も、中島クリニックでは鼻から入れる経鼻胃内視鏡検査を行っていますので楽に受けていただけます。
大腸の検査を便検査(便潜血検査)だけですませていませんか? 大腸カメラでがんの早期発見、大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防ができます。
大腸カメラが痛い検査と思っている方も、中島クリニックでは意識下鎮静法を用いた大腸内視鏡検査を行っていますので楽に受けていただけます。
胃カメラ検査の予約は電話で出来ます。
大腸カメラの予約は診察が必要です。電話で予約できません。
お気軽にご相談ください。
休診日:木曜・日・祝