「大腸がんリスク検査Cologic」微妙すぎる立ち位置|GTA-446長鎖脂肪酸に着目したリスク分類

「大腸がんリスク検査Cologic」という一部のドックなどで導入されている、マニアックな検査があります。(保険適応外で自費です)
当院は、現段階では導入していません。

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なぜ、まだ導入していないかについて
「大腸がんリスク検査Cologic」
の立ち位置を中心に考えてみます。

GTA-446という長鎖脂肪酸の濃度を測定して、この値で大腸癌リスクを判断します。
 GTA-446濃度が低くなると大腸がんに罹患している割合が高くなることが研究報告されています。

採血でGTA-446測定
高値 大腸がん低リスク
低値 大腸がん高リスク
と判定します。
この、GTA-446という長鎖脂肪酸に着目したリスク分類、すばらしい発想だと思います。

難しいのは検査結果をどう評価するかです。
大腸がんリスク検査Cologicを受けて

「大腸がん高リスク」の判定結果の場合は、迷わず大腸内視鏡(大腸カメラ)検査受ける、

でいいでしょう。

逆に
「大腸がん低リスク」の判定結果の場合、判断苦慮します。

低リスク=大腸癌にならない、だとよいのですが、そうではありません。
低リスクといえども、ある年齢になれば、大腸内視鏡検査受ける必要あります。

なぜならば、大腸がんは、
タバコ、
アルコール、
お肉をよく食べる(特に牛肉)、
加工肉をよく食べる、
家族歴(近い血縁の人に大腸がんの方がいるかどうか)
その他、いろいろな不確定要因が背景にあります。

誰もがなりうるんです。

仮に、大腸がんリスク検査を受け幸い「低リスク判定」でも、大腸内視鏡検査受けずに過ごすのは勇気が要りますよね。
と言うより内視鏡検査一度は受けたほうがいいです。

リスク検査を受け「低リスク判定」がでても、リスクが低いだけで、大腸癌にならないわけではないので、安心できない。
これが、大腸がんリスク検査Cologicを、現段階では導入していない理由です。

「大腸がんリスク検査Cologic」今後データが蓄積され、どのような位置づけの検査となるか注目していきたいとろこです。

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