2016年からB型肝炎ウイルス量単位がcopies/mLからIU/mLに変わります。
B型肝炎ウイルス量は、copies/mLの単位が使われていました。
世界では国際単位(IU)が使われており、日本ではコピー単位が用いられていましたが、日本肝臓学会の指針で、国際単位(IU)へ移行することが決まりました。
Log表記で、従来の数値(copies/mL)からおおよそ0.76を引いた値が、国際単位(IU/mL)となります
しばらくは検査結果に、copies/mLとIU/mLが併記されますので、どちらの単位でのウイルス量か確認してください。
大切な数値
B型肝炎の特効薬である核酸アナログを導入するかどうかなどの基準に4と言う数値があります。4Log copies/mlをIUへ換算すると
4 Log copies/ml = 2000IU/mL = 3.3 Log IU/mL
となります。
コピー単位から国際単位への移行、キロメートルとマイルの差ぐらい違和感ありますが、単位は慣れるしかないですね。