もう一度「牛乳」の意義を考える時が来たのかもしれない 

子供の頃は背が高くなりたくて「牛乳をがんばって飲んでます」
ある年齢からは骨粗鬆症予防にカルシウムをとるため「牛乳をがんばって飲んでます」
と、みなさん牛乳大好きです。

私は、特に好きでも嫌いでもなく、牛乳は朝のコーヒーに入れるぐらいでしょうか。

昭和30年代に「学校給食用牛乳取扱要領」が通知され、給食で脱脂粉乳が牛乳に変わって出されるようになりました。
昔は、栄養状態改善に牛乳が大きな役割を果たしました。
現在、飽食の時代となり、わざわざ牛乳をのまなくてもカルシウムは他の食材から十分に摂取できます。

1日何杯牛乳を飲むか、そしてその結果、骨折が減るのか、死亡率は低下するのかを検討した報告があります。

スエーデンで61,433人の女性、45,339人の男性、併せて10万人を詳細にフォローしています。

結果は、予想の真逆で、牛乳をたくさん飲んでいる女性は(1日3杯以上)の、骨折が増え、死亡率が上昇する結果でした。

日常的に牛乳をよく飲んでいたり、カルシウムを取るためにと思って牛乳を一生懸命飲んでいると、逆に骨折が増えてしまったのです。

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Michaelsson K et al. Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies. BMJ. 2014 Oct 28;349

牛乳を多量摂取すると、酸化ストレスのマーカであるプロスタグランジンF2α (8-iso-PGF2α)や炎症のマーカであるインターロイキン6 (IL-6)が上昇することから、牛乳多量摂取が何らかの炎症を起こしてしまうことが、骨折や死亡率を高めた一因のようです。

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牛乳が体に「いい」という報告も多数ありますが、このような逆の報告もあることは知っておいてもよいでしょう。

昭和30年代以降みんな大好きな「牛乳」、物資に恵まれバランスよく栄養を摂取できるようになった現代、もう一度「牛乳」の意義を考える時が来たのかもしれません。

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