気温が下がり、インフルエンザがそろそろ流行してきています。
クリニック周辺では幸い全くインフルエンザ流行しておりませんが、近隣宝塚市や西宮市北部(名塩)では大流行しております。
日常生活でのインフルエンザ対策は
・十分な睡眠で体調を整えること
・手洗い
あと、
・予防接種
です。
インフルエンザ予防接種の問診票をよくながめてみる
インフルエンザ予防接種をするときには、問診票から、アレルギーや持病を確認、問題ないことを医師が確認してから接種となります。
質問事項に大きな差はありません。
でも、この上下2つの問診票には大きな差があります。
インフルエンザ問診票、「はい」「いいえ」の順に着目
上の問診票は質問事項に問題なければ右に○が並ぶように作成されています。
下の問診票は回答欄に左に「はい」右に「いいえ」が並べてあります。そのため、○が左右の欄に散らばってしまいます。
どの項目に問題があるのか確認するのにてまどります。
上の問診票は解答欄の左に○があれば、すぐに分かります。
上の問診票は縦に視点を動かすだけで、チェック機能が働くことがおわかりいただけるかと思います。
下の問診票は、視点が、左右に飛ぶので、一個一個項目を確認する必要があります。
まとめ
インフルエンザ問診票の「はい」「いいえ」左右並びを少し工夫するだけですが、大きな違いです。
医療のリスク管理は、このような小さなことの積み重ねです。