ビタミン剤・サプリメントは必要か

より健やかに過ごしたいとの思いから、
サプリメントのんだ方がいいでしょうか?
は外来でのFAQ(よくある質問)です。

サプリメントのコマーシャルで、
往年の大スターのはつらつとした姿をみると、
サプリメント効果あり、
と思わせる魔力あります。

日本はものが溢れ、
食糧不足からは縁遠い、
飽食の時代となりました。

栄養過多の時代にビタミンやサプリメントを補う効果について考えてみます。

まずは、欠乏症についてです。

ビタミンや微量金属は欠けると、さまざまな病気を引き起こします。

ビタミンA欠乏 夜盲症
ビタミンB1欠乏 脚気
ビタミンB12欠乏 悪性貧血、神経障害
ビタミンC欠乏 壊血病
ビタミンD欠乏 骨粗鬆症
ビタミンK欠乏 出血
鉄欠乏 鉄欠乏性貧血
亜鉛欠乏 味覚障害

普通の食生活をしている限り、
ビタミン不足になることはほとんどありません。

ビタミン欠乏に注意する食生活としては、ベジタリアン生活でしょうか。

ベジタリアンにも厳密さにレベルがあり、
なかでも完全菜食主義とよばれるビーガン(Vegan)では、「ビタミンB12」「亜鉛」欠乏は必発です。
ビタミン剤による補給が必要です。

胃を全摘した後は、
鉄やビタミンB12の吸収が極端に低下するため、
胃全摘、鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏による悪性貧血の予防が大切です。

さらにビタミンB12欠乏が神経に悪影響をおよぼす亜急性連合性脊髄変性症を発症してしまうと、ビタミンを補っても、完全に回復しない場合があります。

若い女性に多い鉄欠乏性貧血は、生理などで失う鉄分が食事からとる鉄分で補い切れていない状態です。
鉄分入りのマルチビタミンなどをとることが有用です。

これらは、欠けているビタミンやミネラルを補うことが病気の治療となる。
『足りないものを補う』位置付けです。

では、健康で栄養状態良好な人が摂取するマルチビタミンなどのサプリメントは何を期待して摂取することになるのでしょうか。

足りないものを補う治療的な位置付けとは異なります。

ビタミンやサプリメントが有する、抗酸化作用など何らかのプラス作用を期待しています。
余分に摂取することで、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防など、何らかのよい効果です。
『足りているものを、プラスの効果を期待して、さらに補う』位置付けです。

「疲れていても、ビタミン剤をのんだら元気になった」
こんな主観的な判断も結構ですが、
高いお金をだして買うものなので、客観的に効果を判断してみてはどうでしょうか。

認知症予防、寿命、プラス効果が
ビタミンやサプリメントにあったかどうかを、長期的に内服した結果を検討した研究があります。

1. 心筋梗塞の再発予防に高用量のマルチビタミンは効くか

2. 医者が認知症予防のために12年間マルチビタミンを飲み続けた結果

3. サプリメントで寿命はのびるのか

マルチビタミンで認知症が予防できれば、夢のようですよね。
結果やいかに。

長くなってしまいましたので、
別ページで結果紹介いたします。

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