座りっぱなしの生活
病気を増やしてしまうのは明らかです。
大腸がんも運動が予防になります
参考記事
運動で大腸がん予防|運動と大腸がんの関係
目次
■自転車生活始めました
私は3ヶ月前から、
西宮市ドック読影など外勤のときは、
車での移動をやめ、
自転車で移動しています。
最近は車を使わない生活励行中です。
運動が体に良いのは分かっている。
でも、仕事で疲れて家に帰ってきてから、毎日ウオーキングに出かけるのは続かないものです。
糖尿病や高血圧を治療中の方には、通勤に二駅手前で降りてウオーキングを取り入れることを勧めています。
阪急甲東園駅が最寄りであれば、二駅前の西宮北口駅で降りて、二駅分の30分弱歩いて帰るだけで、週2時間以上ウオーキングができます。
通勤手段と健康に関することは海外でも関心が高いようです。
■車通勤、徒歩通勤、自転車通勤、心血管疾患やがんを予防、長生きできるか
車通勤、徒歩通勤、自転車通勤
どれが、心血管疾患やがんを予防して、長生きできるか調べた研究があります。
英国での前向きコホート研究(prospective cohort study)です。
コホート研究ですので結果は客観性があります。
(Citation: Carlos A et al. Association between active commuting and incident cardiovascular disease, cancer, and mortality: prospective cohort study. BMJ. 2017 Apr 19;357)
26万3450人の参加者を
車や公共の移動機関(non-active)
徒歩通勤
自転車通勤
に分けています。
車や公共の移動機関で通勤する人と比べ、
自転車通勤は死亡率を相対危険度で59%
心筋梗塞などの心血管系の病気は48%に低下します。
■自転車通勤で心血管系の病気が半減
自転車での通勤で、死亡率、心筋梗塞などの心血管系疾患の病気が半減するのです。
徒歩での通勤も、かなり効果あります。
死亡率はさがらないながらも、心筋梗塞などの心血管系の病気が36%減ります。
自転車での通勤効果絶大
徒歩での通勤もよし
という結果です。
さまざまな交絡因子を含め、国によって通勤事情はかなり異なるので、英国の話をそのまま日本に当てはめることとはできませんが、『Active commuting』体を動かすことが良いのは間違いありません。
■まとめ
自転車通勤で、死亡率、心筋梗塞などの心血管系疾患の病気が半減。
徒歩での通勤も効果あり。
むりのない範囲で、通勤手段を徒歩や自転車にかえてみてはどうでしょうか。