B型肝炎ワクチン、2種類の違い| ヘプタバックスとビームゲン

昨年秋(2016年10月)からB型肝炎ワクチンが定期接種化されました。

参考記事
・なぜ必要なのか。B型肝炎ワクチン、ユニバーサルワクチネーション

・予防接種、ユニバーサルかセレクティブか、それが問題だ

・B型肝炎ワクチン、サクセスストーリー

B型肝炎の主な感染経路はお母さんから子どもへの、母子感染でした。

母子感染の予防のため、
お母さんがB型肝炎キャリアーの時、
出生と同時に赤ちゃんにB型肝炎ワクチンとガンマーグロブリンを接種しています。
1986年からはじまったB型肝炎母子感染防止事業で、
B型肝炎の母子感染は激減、
ほぼゼロとなっております。

しかし、
B型肝炎は、垂直感染である母子感染以外に、
父子感染、性感染としての精液体液を介した感染経路があります。
さらには、どこから感染したか不明な水平感染もあります。

感染力の強いB型肝炎にたいする、
最良の感染予防がワクチンです。

B型肝炎ワクチンには
ビームゲン
ヘプタバックス
2種類あります。

B型肝炎には、AからH、8種類のジェノタイプがあります。
同じB型肝炎ウイルスでも少しずつ形が違い、これがジェノタイプとよばれる分類です。

どのジェノタイプをもとにワクチンを作成したかの違いが、
ビームゲンとヘプタバックスの差です。

ビームゲンはジェノタイプC株をもとにつくられています。
ヘプタバックスはジェノタイプA株をもとにつくれています。

どちらのB型肝炎ワクチンでも普遍性があり、
どちらを受けても全てのタイプのB型肝炎に効果があります。

ビームゲン、ヘプタバックス
どちらのワクチンを選んでも、
同じ効果が得られます。

B型肝炎ワクチンは3回接種します。
大原則として、1回目をビームゲンを受けたら、2回目、3回目もビームゲン。
1回目ヘプタバックスを受けたら、その後もヘプタバックスです。

以下例外的な話です。

さまざまな状況でワクチン流通が滞ることがあります。
去年ビームゲンが欠品となり手に入らない時期がありました。

そのようなやむを得ない場合1回目と異なるので2回目、3回目受けても抗体価はちゃんとあがるのでしょうか?

これに対する答えが厚生科学審議会で議論すでにされ、結論がでています。

答えは、ワクチン種類が途中で替わっても抗体価十分にあがります。

(引用:第16回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会)

ヘプタバックスとビームゲンは互換性がある(interchangeable)ので、2回以降の接種ワクチンが変わっても大丈夫です。

研究ではさまざまな接種で抗体価があがるか確認しています。
・ビームゲン→ヘプタバックス→ビームゲン
・ヘプタバックス→ビームゲン→ビームゲン
・ヘプタバックス→ヘプタバックス→ビームゲン

いずれの順で接種しても抗体十分に抗体があがり効果があることが、研究で明らかにはなっています。

当院ではビームゲンを使っておりましたが、
現在はヘプタバックスを使っております。
効果に差がないのでどちらを使ってもよいのですが、流通が安定しているヘプタバックスを採用しています。

B型肝炎はウイルスは血液だけでなく、涙、唾液、尿からも検出されます。

母親からの垂直感染だけでなく、どこから感染したかわからない水平感染もあり、ワクチンで予防が大切です。

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