インフルエンザで注意するべきは、重篤な合併症|インフルエンザに罹って1週間は心筋梗塞のリスクが6倍

中島クリニック近くの西宮市甲東園エリアでも、
インフルエンザがお正月明けからにわかに増え、
この1週間ものすごい勢いで広まっています。

インフルエンザの症状

インフルエンザは高熱、咳、全身倦怠感をともない
非常につらい病気です。
特に気をつける必要があるのは、合併症です。
肺炎やインフルエンザ脳症です。
高熱が続くとき、異常行動などあれば、
早急な対処が必要です。

合併症に注意する必要があるインフルエンザですが、
非常に軽くすむインフルエンザもあります。

体がちょっとだるい程度で、検査をすると、
「陽性」
かぜと思ったら、インフルエンザだった、
という軽いことも多々あります。

ちょっとだるい程度で自然に治る
軽いインフルエンザから、
命を落とすような重篤なインフルエンザまで、
疾患スペクトラムが広いのがインフルエンザの特徴です。

インフルエンザの診察で大切なことは、
インフルエンザ検査(インフルエンザ迅速抗原検査で、
陽性、陰性
の判定をつけることではなく、
診察で、重症度を見極めることです。

検査でインフルエンザかどうかの診断をつけることも、
必要ではありますが、
それだけでなく、
聴診含め診察にて全身状態のチェックが極めて大切です。

インフルエンザで心筋梗塞のリスクが6倍にあがる

N Engl J Med 医学雑誌にインフルエンザと心筋梗塞との関連についての論文が掲載されました。

(Citation: Kwong J et al. Acute Myocardial Infarction after Laboratory-Confirmed Influenza Infection. N Engl J Med. 2018 Jan 25;378(4):345-353.)

なんと、インフルエンザで心筋梗塞のリスクが6倍にもあがるのです。
インフルエンザの合併症として肺炎や脳症はよく知られているところですが、
心筋梗塞もインフルエンザで増えるのです。

インフルエンザと診断を受けて1週間以内
インフルエンザと診断を受けて2週間目
インフルエンザと診断さ受けて3週間目
に分けて、心筋梗塞の危険度(リスク)が高まるか検討しています。

結果
1週間以内は心筋梗塞のリスクが6倍にも跳ね上がっていました。
2週間目以降は、特に問題ありませんでした。

心筋梗塞に関しては、インフルエンザに罹って
1週間以内が要注意の時期といえます。

インフルエンザのA型とB型でどちらが、
心筋梗塞の危険が高まるかチェックすると、

インフルエンザA型で5倍
インフルエンザB型では10倍
に心筋梗塞のリスクがあがります。

最近の研究で、インフルエンザは心筋梗塞のリスクを著しく高めることがわかってきました。

高血圧、糖尿病、狭心症など、
持病を持っている方は、
インフルエンザの時、
十分な養生を心がけてください。
とくに最初の1週間です。

まとめ
インフルエンザは肺炎や脳症など合併症に注意が必要
インフルエンザで心筋梗塞がふえる

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