はしか(麻疹)が流行ると受ける相談、はしかの抗体調べたほうがいいでしょうか?|麻疹FAQ

■海外から日本への持ち込みによる、はしか流行

沖縄で海外渡航者からのはしか(麻しん)が流行しているのは。ニュースなどで報道されている通りです。

参考記事
●はしか(麻疹)輸出国から輸入国になった日本のとるべき行動|はしか(麻疹)ワクチン2回接種率の向上

空気感染する「はしか」
はしかのRo値18
18は、一人の感染者が18人に感染を広める感染力をもつことを示す数値です。
地球上で、最強の感染力をもつウイルスが「はしか」です。

■麻疹抗体検査の前にするべきこと

メディアで、沖縄での麻疹の報道を聞くと
自分がはしかに対する抵抗力を持っているか
不安になるのは当然です。

外来で
「先生、はしか大丈夫か、血液検査した方がいいでしょうか?」
「はしか心配です、採血してください」

など、はしかに対する不安の声が多数聞かれます。

採血で「麻疹抗体」を調べることで
ましんに対する免疫(抵抗力)をもっているかどうか
分かります。

相談をうけた方に、
次の2点確認すると、
・過去に麻疹に感染したことがあるか?
・麻疹ワクチンを受けたことあるか?

どちらも「ない」方、
結構いらっしゃいます。
その場合、そもそも抗体検査をすることが無意味です。
抗体検査結果(-)であることが分かっていますので。

麻しんワクチン接種したことない
麻疹にかかったことない
場合、
抗体検査するよりも、まずワクチン接種です。

■麻疹抗体検査よりも、ワクチン接種を優先するべき人

麻疹ワクチンを接種よりも、まず抗体価で免疫をもっているかどうかチェックするべき人

以下の場合でしょうか
・麻疹(はしか)に罹ったことがある方
・麻疹ワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を2回、接種終えている方
・妊娠中(妊娠中は麻疹ワクチン接種できませんので)

麻疹に感染した人は、高い抗体価(抵抗力)を獲得していますので、多くの場合ワクチン不要です。
昔の時代に突発性発疹などを麻疹と診断うけていることもありうるので、抗体価チェックは大切です。

逆に抗体をチェックするよりも、ワクチンを優先した方がよいのは以下の場合です

・麻疹ワクチンを1回も接種したことない
・麻疹ワクチンを1回しか接種していない

全くワクチンを受けたことない方がワクチン接種は当然ですが、
1回しか接種していない方も、
抗体チェックするよりも
ワクチン接種必要なこと、
重要ポイントです。

1回接種ではvaccine failureとよばれる、ワクチンを接種しても
抗体獲得できないことが一定の割合であります。
麻疹ワクチンだと5%位でしょうか。
1回接種では不十分で、2回接種が必要です。


((Citation: Centers for Disease Control and Prevention measles/parent-infographic)

■麻疹抗体検査、種類、結果判定

空気感染する「はしか」に備えるのは
ワクチン接種が唯一の方法です。

ワクチンで十分な免疫力が獲得できているかは
採血で分かります。

何種類か測定方法があります。
代表的な方法にIgG測定、NT、PAがあり
結果の基準値がそれぞれ異なります

EIA法-IgG 16.0以上
NT法 8倍以上
PA法 256倍以上
上記より大きな数値であれば、
十分な免疫があると判断できます。

■まとめ
・空気感染する「麻しん」への備えはワクチンが唯一の方法
・「麻しん」に対する十分な免疫をもっているか採血で分かる

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