よくある質問:麻しんが流行しているので、沖縄旅行キャンセルするほうが良いでしょうか。答え:沖縄を避けることより、ワクチンによる予防を優先

■よくある質問(FAQ)その1 麻しん血液検査(抗体検査)したほうがいいでしょうか?

麻しん流行っているので、 血液検査(抗体検査) したほうがいいでしょうか?

下記ブログに、
どのような人が血液検査を受けるべきか
どのような人は血液検査を受けるより麻しんワクチン接種を優先するべきか
書いています。

よくある質問:麻しんの血液検査したほうがいいでしょうか?|麻しん抗体検査よりワクチン接種をすすめる理由

(citation: http://www.pref.aichi.jp)

■よくある質問(FAQ)その2 麻しんが流行しているので、沖縄旅行キャンセルするほうが良いでしょうか?

この質問に正解はないけれど、 ボクは沖縄旅行キャンセルする必要ないと考えています。それよりも、麻しんワクチンを受けて免疫をつけることを優先するべきです。

■旅行キャンセルよりもワクチン接種を優先する理由

理由はいくつかあるのですが、

●麻しんはワクチンで予防できます。

ワクチンがない病気もたくさんあります。 例えばSARSコロナウイルスは、SARS(重症急性呼吸器症候群)を起こすおそろしいウイルスですが、ワクチンがありません。予防できないのです。

麻しんはワクチンで予防できます。 2回接種すれば、ほぼ100%抗体が獲得できます(抵抗力がつきます)。 1回接種で約95%位でしょうか。

●麻しんは沖縄だけでなく、日本全国どこでも接触する可能性があります。

台湾からの最初の持ち込みは沖縄でした。 現在67人の発症が沖縄で報告されています。

麻しんは発症まで2週間弱の潜伏期間があります。 飛行機で3時間で日本中移動できます。 最初の二次感染舞台は沖縄でしたが、潜伏期間を経て、日本中に広がる可能性があります。 実際、沖縄からの移動で名古屋で麻しんが発生しています。 沖縄だけを特別視するのではなく、日本全国どこでも麻しんと接触する可能性があると考えて行動する方がよいでしょう。

●麻しん収束のポイントは、集団の抗体保有率

昨年イタリアで麻しんが流行したときに 書いた記事です。

[イタリアで麻疹患者数増加、他山の石以て玉を攻むべし|麻しんワクチン接種率95%以上が目標] (https://www.nakajima-clinic.com/2017/03/1364/)

ワクチンの接種率が高ければ、感染防御に働く Herd immunity(集団免疫)として作用します。

逆に低ければ、Herd immunityとして作用できず、 流行してしまいます。

幼少期の、麻しん風しんワクチンの定期接種(2回接種)で30才以下の若い世代の抗体保有率は上昇しています。

一方、30才以上の2回接種が始まる前に相当する世代が懸念材料です。この世代のワクチン2回接種率を高めることが肝要です。

年代に関係なく、みんなが麻しん抗体をもつことで Herd immunity(集団免疫)が働き、麻しんを封じ込めることができます。 ゆえに、麻しんワクチン接種率をたかめることが重要なのです。

■その他できること、mass gathering eventsを避ける

麻しん予防はワクチン接種につきるのですが、 その他できることはmass gathering eventsを避けることでしょうか。 mass gathering eventとは、花火、イベントなどの不特定多数の人があるまる行事のことです。 特に麻しん風しんワクチン接種前の、乳児は特にmass gathering eventsを避けることをおすすめいたします。

■まとめ、旅行先キャンセルよりもワクチン接種が優先

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