3割の女性は大腸カメラ、女性医師を希望

■大腸カメラ検査、精神的なハードル高い理由

食生活の欧米化、高脂肪、高カロリー食で、大腸がんが急増しています。高脂肪、高カロリー食で増えるのは大腸癌と乳がんです。

死亡率では女性の1位が大腸癌、男性では3位が大腸癌です。大腸カメラでの、大腸癌、早期発見、早期治療が今後ますます重要になってきます。

頭では大腸検査大切と分かっていても、なんとなく精神的なハードルが高い検査です。

大腸検査は痛い検査の代表のように思われているようですが、そんなことありませんのでご安心ください。

丁寧に前処置(大腸検査食、腸をきれいにする洗腸液)をして、丁寧に熟練した内視鏡医が担当すれば、けっしてしんどい検査ではありません。

参考記事
●大腸カメラを丸ごとを知っていれば怖くない!|中島クリニックの大腸検査

●炭酸ガスを用いる検査後も楽な大腸カメラ検査

内視鏡機器、内視鏡技術はものすごいスピードで進歩しており、しんどかったり痛かったりすることのない大腸検査ですが、精神的なハードルはやはり高いのは確かです。

精神的なハードルの一つとなっているのが、担当する医師の性別にあるのか調べてみました。

■26%の女性が、大腸検査、女性医師を希望

医師の立場からすると、医師の性別は全く関係なく、経験を積んだ内視鏡医が大腸検査を担当することが大切です。

が、お尻からカメラを入れて大腸を調べる検査、恥ずかしい気持ちがともなうのは当然です。

海外のデータとなるのですが、 30.8%の女性が大腸内視鏡検査施行医師の性別希望です。

ヒスパニックの女性は35%と高い傾向があります。

男性は特に検査施行医師の性別には好みがなさそうなのですが、20.4%の人が担当性別に希望がある結果です。

3割強の女性が内視鏡担当の性別に好みがあり、そのうち84.8%が女性担当医師希望です。

女性の26.1%が、女性医師をこのむ傾向ということです。

(Citation: Zapatier JA et al. Preferences for ethnicity and sex of endoscopists in a Hispanic population in the United States. Gastrointest Endosc. 2011 Jan;73(1):89-97)

別の平均51才のヒスパニックを対象とした調査でも、ほぼ同様の結果で30%の女性が、内視鏡医の性別に好みがある結果でした。

(Citation: Varia A et al. Gender preference for the endoscopist among Hispanics: the results of a prospective study. J Immigr Minor Health. 2014 Oct;16(5):990-3)

大腸検査をうける精神的なハードルが高く、担当医師が女性であれば安心できるという面が多分にあることが分かります。

■産婦人科を受診するときに、男性医師/女性医師、どちらか選ぶ傾向があるのか

女性の3割が、大腸カメラの時に女性医師を希望する傾向があるのであれば、産婦人科受診のとき同様の傾向があるのか調べてみました。

(Tobler Kyle et al. Gender Preference of the Obstetrician Gynecologist Provider: A Systematic Review and Meta-Analysis Obstetrics & Gynecology: May 2016doi: 10.1097/01.AOG.0000483829.97196.8f)

産婦人科受診14,736人にアンケート調査したところ

50.2% 女性医師希望

8.3% 男性医師希望

41.3% 医師の性別はとくに気にしない

(Chandler PJ et al. Provider gender preference in obstetrics and gynecology: a military population. Mil Med. 2000 Dec;165(12):938-40.)

別の報告では 産婦人科を受診するとき

52% 担当医師の性別を気にする

44% 女性医師希望

4% 男性医師希望

44%男性/女性医師とくに気にしない

最初の報告とおぼ同じ結果です。半分ほどは女性医師希望あり、半分の人は医師の性別はとくに気にせずの結果でした。

産婦人科の領域では、大腸カメラよりはるかに、女性医師がこのまれる傾向にあるようですね。

この報告には続きがあり、医師が男性か女性であるかが、最も大切なファクターであると答えた人は10%程度でした。

医師の経験、医師の専門分野区などの方がはるかに大切なのは当然です。

医師の経験、専門知識がもっとも重要であるけれど、できれば同性医師がいいかな。というところでしょうか。

■40才過ぎたら大腸カメラ検診が大切。大腸カメラをうけることで大腸癌死亡リスクを下がることができる。

肺がんの予防には、禁煙。胃がんの予防にはピロリ菌検査、もしピロリ菌がいたら除菌です。

大腸の場合は、大腸カメラで検診、もし大腸ポリープがあれば内視鏡で切除。これで大腸癌リスクが下がります。ほとんどの場合、突然大腸癌になるわけでなく、大腸ポリープが大きくなって癌化します。癌化する前、ポリープの段階で切除しておくことで予防につながります。

40才過ぎたら、大腸カメラで検診が大切です。

参考記事
●大腸がん死亡率、大腸カメラをうけることで1/3にリスク低下|大腸カメラで大腸癌早期発見、大腸ポリープを切除することで大腸がんが予防できる

■西宮市中島クリニックでは大腸カメラ、男性医師/女性医師ともに検査担当しています

西宮市中島クリニックでは大腸カメラ担当、男性医師/女性医師ともに担当しています。

医師の立場からすると、内視鏡担当医師の性別は関係なく、経験を積んだ内視鏡医が大腸検査を担当することこそが大切であると強調したいのですが、お尻からカメラを入れて大腸を調べる検査、恥ずかしい気持ちがともなうのは当然なのも十分に理解できます。

女性医師、逆に男性医師、希望あれば診察のさいに遠慮なくご相談ください。

■まとめ
・3割の女性は大腸検査、女性医師を希望
・40才過ぎれば大腸カメラ検査
・中島クリニックでは女性医師による内視鏡検査も実施しています

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