ひと動物の距離感|カプノサイトファーガ感染症、人と動物共通感染症ズーノーシス

妊婦さんが特に注意する必要があるネコからのトキソプラズマ症、カメや爬虫類からのサルモネラ感染症など、人と動物の距離感が近くなったことによる感染症が増えてきています。

ペットを飼っている人の原因不明の高熱を診たときに、頭の片隅に鑑別診断としてあげておくべきカプノサイトファーガ感染症についてです。頻度はごくごく低いので、万が一の可能性に一つとしてです。

■カプノサイトファーガ感染症

動物から人へ感染する病気は結構あります。犬にかまれて感染する狂犬病。ネコからのトキソプラズマによる妊婦さんのTORCH症候群なども動物から人への感染症です。

カプノサイトファーガと言うばい菌がネコやイヌの口のなかにいることが近年わかってきました。イヌやネコにかまれることで、人に感染します。

ペッとしてイヌやネコを飼っているだけで、簡単に感染するものではありませんので、安心してください。

■カプノサイトファーガ感染症の症状

イヌやネコにかまれることで、人にカプノサイトファーガが感染します。潜伏期間(噛まれたり、引っかかれててから症状が出るまでの期間)は平均1.8日程度です。非常に潜伏期間が短いのが特徴です。

発熱、頭痛、吐き気などで、カプノサイトファーガに特徴的な症状はありません。

重症化したときには敗血症や髄膜炎に至ることもあります。

なかなか症状からだけでは診断は難しそうです。一般的な感染症以外に、問診からペットとの濃厚接触を糸口として、人獣共通感染症(ズーノーシス)を疑うことでしょうか。

■問診でペットとの濃厚接触を確認

原因不明の高熱を診た時には、診察と同時に採血などで早期診断、早期治療にむけて精密検査をすることになります。

発熱の原因に、感染症、自己免疫疾患、さらにはがんなどの重篤な疾患から引き起こされた感染症のこともあります。

海外渡航歴などを確認するのと同時に、原因不明の高熱を診た時には、問診でペットを飼っているかどうかも要確認事項ですね。

■まとめ

人と動物の距離感が近くなったことによる動物から人への感染症が増えてきています。

原因不明の高熱を診たら、問診でペットとの濃厚接触有の確認もわすれずに。ペットを飼う人が増えた昨今、頻度は極々低いですが、カプノサイトファーガ感染症も頭の片隅で鑑別診断にあげる必要がありそうです。

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