長生きの秘訣、楽観的なひと、悲観的なひと

病院で、血圧が高いので塩分をひかえましょう、糖尿病予備軍なので甘いものをひかえましょう、など食生活に関するアドバイスをうけること多々あるかと思います。

糖尿病、高血圧、高脂血症、病気を治療するところが病院ですので、当然ですね。薬と食生活の改善は治療の両輪です。

でも、睡眠時間やものごとの考えかたについてアドバイスをうけることはほとんどないと思います。余りにも漠然とした内容ですので。

さまざまな研究から、楽観的なひと、悲観的なひと、睡眠時間が短いひと、長いひと、どのようなライフスタイルが長生につながるかわかってきています。

■いまさらながら、たばこ、コレステロール、肥満、糖尿病と病気の関連

たばこ、コレステロール、肥満、糖尿病に関して、みなさまがご存じの通りです。

タバコはやめるとストレスになるので、吸っている方が身体にいい、と言うかたもいらっしゃいます。まあ、そんなことないです。

メタ解析での喫煙総死亡率リスクは2.80(この数値はたばこを吸わない人を1としたものです)

(Cittaion: Rozanski A et al. Behavioral cardiology: current advances and future directions. J Am Coll Cardiol. 2014 Jul 8;64(1):100-10)

数値にして、たばこを吸わない人のリスク2.8倍です。

自身がタバコを吸わなくても、受動喫煙も身体に影響あり総死亡リスクは1.25です。

糖尿病のリスクは2.32です。

善玉コレステロール以外のコレステロール、要は悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が上がると、心血管関連病での死亡リスクは1.50と上昇します。

健やかに過ごすために

・悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を改善

・タバコをすわない

・受動喫煙をさける

・過度に太らない

・糖尿病のコントール

■楽観的なひと、悲観的なひと

楽観的なひと、悲観的なひと、どちらのライフスタイルがよいか、イメージ的には楽観的にいきる方がからだによさそうな気がしますが、医学的にはどうなのでしょう。

経済学的面から、楽観的な人よりもやや悲観的で堅実な人の方が、調子に乗ってどんでもない失敗をする確率が低くてよい。などの話はあるようですが、ここでは寿命、健康に関してです。

悲観的な人の総死亡リスク、1.42(CI1.13-1.77)

かなり高まります。糖尿病、高血圧、コレステロールなど内臓疾患が死亡リスクに直結するのは当然ですが、楽観的/悲観的、考え方がこれほどまでに、寿命に影響するのは驚きます。

楽観的な人の脳卒中リスク、0.52(この数値は低いほど脳卒中のリスクが低いことを示します)

健康のためには、楽観的に、ですね。

積極的に社会との接点をもっている人、もっていいない人を比べると、総死亡リスクが0.4と低下するこもわかっています。

(Citation: Holt-Lunstad et al.Social relationships and mortality risk: a meta-analytic review.PLoS Med. 2010 Jul 27;7(7))

楽観的な人の死亡リスクが下がるのは(交絡因子として)積極的に社会との接点をもっているかどうかの差ではないかと、私は考えています。

■睡眠

睡眠時間に関してはかなり個人差があるのですが、睡眠時間は6-7時間前後が理想です。

長すぎる睡眠、短すぎる睡眠、ともに死亡リスク高まります。

とくに5時間睡眠時間を切るとリスク急上昇します。忙しくてもなんか5時間、できれば6時間は確保したいところです。

講演の準備で、睡眠関連の論文検索を頻回していると、私のフェイスブックにこんな広告が表示されるようになってしまいました。ショートスリーパーに憧れていると判断されたのかも。短時間睡眠に憧れはなく、こよなく睡眠を愛する私は6時間は寝ています。苦笑。

広告 日本ショートスリーパー育成協会 憧れのショートスリーパーに! 成功率90%以上! 1日45分しか眠らない非常識な短眠法

こんなことがあり得ないことは自明の事実ですよね。

■まとめ

高血圧、高脂血症、糖尿病などの病気が死亡リスクをたかめることはよく知られていることです。

悲観的な考え方、社会との接点が少ない生活スタイル、短すぎる睡眠時間など、生活スタイルも大きく寿命に影響することがわかってきています。

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