医療情報専門サイトMedscape.comが毎年医師のライフスタイルついて調査をしています。 、 29の専門分野の医師15,000人からの調査です。 調査結果はアメリカでの結果です。
専門科別の幸福度、自尊心など結果がグラフ化されています。
www.medscape.comでデータを直接みることができます。
Medscape Physician Lifestyle & Happiness Report 2019 (Citaion: https://www.medscape.com/slideshow/2019-lifestyle-happiness-6011057)
■医者は仕事以外の生活はハッピーか
アンハッピーが17%
ハッピーが77%
どちらでもないが5%
一般人口との比較で、アメリカ医師のうつ、自殺が多いことが社会問題となっていますが、おおむねハッピーなようです。
■仕事以外でハッピーなのは何科の医師
1位リウマチ専門医師 2位耳鼻咽喉科医師 3位糖尿病専門医師
私の専門とする消化器専門医師は20位 29科中20位と下から数える方が早いですね。 あくまでもアメリカでのデータですが。
■医師は自身のことをどう評価しているか
Sefl-esteem、日本語にすると自己評価、自信、自尊心のことです。
男女で特に大きな差はなく
非常に高い 20%弱
高い 40%前後
普通 30-40%
低い 6-8%
非常に低い 1%
■自尊心が高いのは何科
1位形成外科 2位泌尿器科
そして私が専門とする消化器科は、堂々8位です。 手術、手技などがある科が上位に上がっている印象です。
■まとめ
さすがアメリカ何でもデータ化してしまいますね。 消化器専門医の仕事以外での幸福度がやや低いのが気になるところです。オンコールや緊急処置手術など時間が不規則なことに起因するのでしょうか。
この調査、医師の結婚生活、アルコール量、インターネット使用時間などの項目もありましたので、次回ブログで紹介いたします。