コーラ飲料で骨がとけるという都市伝説は本当か

コーラ骨粗しょう症

こどもの頃にコーラーを飲むと骨がとけると親に言われた方いるのではないでしょうか。コーラーの見た目、茶色い色、きつめの炭酸がそのような印象を与えているだけではないかと、こども心に思っていました。

単にコラーをこどもに飲ませないための方便と、コーラのませてもらえず思っていました。

この都市伝説めいたコーラと骨の関係を調べた論文があったので紹介いたします。

■骨粗しょう症(骨粗鬆症)とは

骨粗しょう症とは、骨量が減ってしまい骨折しやすくなる病気のことです。
年齢にともない誰もが骨量が減ってきます。ちょっとしりもちをついただけで高齢者が、圧迫骨折するのも骨粗しょう症が主な原因です。

骨密度の検査としては、CTを用いる方法、超音波検査を用いる方法、レントゲンを用いる方法などがあります。

当院ではレントゲンを用いる方法(手の骨をレントゲン撮影)で骨密度を測定しています。

若い頃の骨密度(若年性靱平均値)と比較

70%以上80%未満は骨粗しょう症疑いあり
70%未満を骨粗しょう症と診断します。

喫煙、アルコール過剰摂取、運動不足などが骨粗しょう症のリスクファクターです。閉経期以降女性ホルモンが減ると骨密度低下します。

禁煙、アルコールをひかえる、日々の運動が予防につながります。

■コーラと骨密度の関係

2500人余の生活習慣を詳細に検討したフラミンガム骨粗しょう症研究の結果が2006年に報告されました。
(Ciation: Tucker KL et al. Colas, but not other carbonated beverages, are associated with low bone mineral density in older women: The Framingham Osteoporosis Study. Am J Clin Nutr. 2006 Oct;84(4):936-42.)

男性1125人、女性1413人

炭酸飲料を男性は週4.3本、女性は2.0本
コーラ男性週2.5本、女性0.9本

炭酸飲料、コーラ、ノンカフェイン

炭酸飲料以外の影響を除外するために、身長、年齢、摂取カロリー、喫煙、アルコール、カルシウム、ビタミンDなどはマッチングさせてあります。

結果、男性はコーラと骨密度の関係ほぼなかったのですが、女性では摂取量に比例して骨密度が低下していました。

女性骨粗しょう症

カフェインは骨密度に影響するといわれていますが、カフェイン入りのコーラとカフェインレスのコーラと比べてその差はありませんでした。

週に3回以上コーラを飲む女性で有意に骨密度低下しています。

フラミンガム骨粗しょう症研究での女性平均年齢が58.2 ± 9.4 であったことを併せて判断すると、更年期以降においては、コーラを多く飲む生活習慣と骨密度低下の関係があるといえます。

疫学調査なのでコーラが骨密度低下の原因であると単純に結論づけることはできませんコーラをよく飲む生活習慣は骨粗しょう症のリスクになりうるということです。

■まとめ

年齢とともに低下する骨密度ですが、それらを悪化させる要因には、喫煙、アルコール過剰摂取、運動不足などがあります。閉経期以降女性ホルモンが減ることも骨密度低下を加速させます。

禁煙、アルコールをひかえる、カルシウム摂食をこころがける、日々の運動が予防につながります。

フラミンガム骨粗鬆研究の結果からは、これに更年期以降の女性に関してはコーラを週3回以上のむことがリスクファクターに加わります。

骨粗鬆予防には運動、バランスの取れた食事ですね。

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