新型コロナウィルス肺炎のデマ情報にご注意

世界中で猛威をふるっている新型コロナウィルス肺炎(COVID-19)。
毎日ワイドショーやニュースで取り上げられて1カ月以上になります。

本題のまえに、新型コロナに関することば整理しておきます。

新型コロナ、新型肺炎、COVID-19(コービットナインティーン)などさまざまなことばが使われています。これらのことばは、ウイルスそのものを指すことばと状態(肺炎などの病態)を指すことばが混ざっています。

定義は

・正式ウイルス名:SARS-CoV-2
・肺炎など感染症(病名):COVID-19(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

言葉を厳密に使うとすればSARS-CoV-2ウイルスによる感染症がCOVID-19です。COVID-19が新型コロナウイルスをさす言葉として使われていますが、わかりやすが大切ですので厳密さより伝わりやすさ優先でいいと思います。

論文や学術的には厳密に区別、正しい用語を使う必要ありますが、このコラムでは分かりやすさを優先してSARS-CoV-2とCOVID-19を厳密に区別せずCOVID-19を主につかっています。

日本は中国に次いで感染者が一時期は世界で2番目に多い国となり、国民の皆さんが毎日不安になっています。ついには先日全国の小・中学校、高等学校、特別支援学校も休校を要請されました。

新型コロナウィルス肺炎(COVID-19)の状況は刻々と変化しており、日本での報告人数を韓国が超え、感染者が1000人以上となっています。イタリア、ブラジル、ギリシャなど五大陸全世界へ広がりをみせています。

まさに、身を守るのは各家庭ということで、巷ではさまざまなうわさが飛び交っています。

中にはデマの情報も多数あるので、踊らされないように気を付けた方がいいので、
現在出回っている情報でデマだと思われるものを挙げてみました。

 新型コロナウィルスに関するデマ情報

新型コロナウィルスはお湯で死滅?

これは実際に知り合いがチェーンメールのように送ってこられたという事実。SNSなどでも拡散しているようです。

SNSでのデマの広がりは震災や台風などで経験しているように、自身がSNSで拡散しないことも大切です。

実際のメール内容は

 

みなさん、こんばんは。 新型コロナウィルス蔓延してます。
みなさん、くれぐれもくれぐれも気をつけてください。
厚労省の出している情報は全くアテにならないのでご自身の身の安全はご自分で守らないといけないレベルに来ています。
仕事柄、 医療機関に勤めているDrからコロナウィルスに対して情報が入ったのでシェアします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の新コロナウィルスは非常に「熱に弱い」ことがわかりました。
今回の武漢ウィルスは耐熱性に乏しく、26〜27度の温度で殺傷します。
なので、より多くの体温より温かいモノを飲んでください。
お湯を飲むことはすべてのウィルスのためにも効果的。
冷たいものは厳禁です。
2月末から3月末はウィルス感染が沢山発生します。 外出時も暖かいお茶などを保温水筒で持ち歩いて飲んで下さい。持って出掛けられない時は、出先で熱いお湯や白湯を調達して頻繁に飲むようにしましょう。
国の対策が後手後手になってる今、個人それぞれが責任を持って行動し、これ以上広まらないよう、くれぐれも気をつけて下さい!
補足 カテキン入りのお茶と、体温より熱いお風呂有効です。
カテキンは抗ウイルス作用、お風呂に入浴すると免疫力が高まります。
※ただしホットショックに注意です。 それと、潜伏期間は「「27日」」と思っておいてください。
民間の研究機関(医科大学)及び海外(アメリカ)からの情報です。
医療機関(医科大学)の方は「検査していないだけで、日本全国に広まってます」「今から検査が始まるので急激に人数が増えます。」隣の人が感染していてもおかしくない状況見たいです。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上になります。 大事な方にも教えてあげてください 皆さん、 本当に気を付けて下さいね‼️🙏

 

このような内容がLINEなどで友人から回ってくると気になります。
内容に多少の違いはあり、「医療関係者」「自衛隊からの情報」「○○病院の医師」など信憑性の高そうな人物を挙げて拡散されていますが、お湯でウィルスが死滅することはあり得ません。

ましてやそういった情報が事実ならSNSなどでひっそりと回るものではなく、WHOなどが公式に発表することが筋です。何も秘密にする必要がないのですから。

そもそも新型コロナウィルスが26〜27度の温度で死滅するのであれば、人間の体温は37度なので死滅して感染しないですよね。

新型コロナウィルスにはビタミンDが効く

確かに免疫力を高めるにはバランスの良い食生活は欠かせません。
しかし、国立健康・栄養研究所では「現時点ではそのような効果は確認されていません。手洗いなど、正しい予防を心掛けましょう」と注意喚起しております。

国立健康・栄養研究所 「新型コロナウイルスにビタミンDが効く」等の情報に注意
 https://hfnet.nibiohn.go.jp/notes/detail.php?no=2105

生姜、ニンニク、唐辛子を食べると良い

生姜やニンニク、唐辛子などで体内の熱エネルギーを増やせば免疫が上がってワクチンを接種しなくても予防になるという噂もあります。
「WHOは健康にいい食べ物だが、そうしたエビデンスはない」としています。

確かに生姜やニンニクなどは体には良いかもしれませんが、それだけでウィルスの侵入を防げるとは思えません。そもそもワクチンもまだ開発されていません。

新型コロナウィルスは紅茶や緑茶が効く?

緑茶や紅茶のポリフェノールにウィルスが有効だというものですが、
ポリフェノールに詳しい開発邦宏・大阪大連携研究員は「そうした研究はあるが、実際に人で予防効果を示した報告はない」と指摘しています。

 

海草のアオサが新型コロナウィルスに有効?

先日2/20に中部大学のプレスリリースで「海藻のアオサが新型コロナウイルスを抑制する効果に期待」できる、という「研究結果」を発表しました。

これは厳密にはインフルエンザウィルスでのマウス実験のようで、新型コロナウィルスに有効という根拠は全くありません。
中部大学は現在上記記事を削除しています。

マスクの生産のためにトイレットペーパーが生産されなくなる?

SNSで拡散されている情報ですが、「マスクの生産に紙が回される」「中国から原材料を輸入できなくなる」「トイレットペーパーはマスクと同じ原料」などと書き込まれ、一部の地方ではトイレットペーパーを買い占める状況になったようです。

しかし、これもデマで、マスクは一般的に繊維を重ね合わせた「不織布」から製造されており、トイレットペーパーは再生紙(パルプ)から作られており、マスクとは関係ありません。トイレットペーパーはほとんどが国産です。

引用:西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/587598/

安易な情報に惑わされない

新型コロナウィルス(COVID-19)はまだ未知なるウィルスです。
世界中の研究者たちが毎日そのワクチン開発や治療方法を必死に模索しています。
現在のところ予防薬や特効薬は見つかっていません。

こういった情報に踊らされず、私たちが毎日できることは、

  • 手洗い
  • 十分な栄養と休息
  • 十分な睡眠
  • 暴露機会を減らすために、不要不急の外出をひかえる

が一番大事なことです。
これは新型コロナウィルスだけでなく、風邪や、インフルエンザなど他の感染症にも有効なことですので、日々から気を付けていくことが大切です。

SNSの普及により、毎日多くの情報が蔓延し、人はよりよい情報を求め行動に移そうとします。
しかしながら、その情報のニュースソースは陳腐なものが多いこともしばしばで、WHOはこういった状況をパンデミックならぬインフォデミックだと述べています。

安易な情報にふりまわされず、感染予防に努めることを習慣としておくようにしてください。

 

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