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便秘で脳卒中、心筋梗塞が増える|ひどい便秘で心血管疾患リスクは1.4倍

たかが便秘されど便秘。便秘慢性の便秘で困っている方は人口の16%、6人に1人が便秘で悩まれています。

■便秘の治療

トイレでいきんでも出ない。便がででもすっきりしない。便秘は不快でOQL(生活の質)を著しく低下させます。

刺激性下剤(ラキソベロン)や緩下剤(酸化マグネシウム)などの便秘治療が中心でしたが、数年前から新しい作用機序の便秘治療薬が開発されています。

従来の便秘治療は大腸で効く薬が中心でしたが、新しいタイプの便秘治療薬は小腸ではたらいて効果がでます。

薬が効くところ、作用点が違うので、従来の下剤で効果ない時にも効果が期待できます。刺激性下剤(コーラック)は腸を無理矢理動かして便を出すので、腹痛やお腹のしぶりを伴うことが多いのですが、新しいタイプの下剤は腹痛やしぶりが少ないのが特徴です。

従来型の便秘薬に加え、アミティーザ、リンゼス、グーフィス錠など新しいタイプの便通を改善する薬、症状に応じて、自分にあう薬を選択できる時代になりました。

参考記事 ●グーフィス(胆汁酸トランスポーター阻害薬)新しい作用機序の便秘薬がもうすぐ処方できるようになります。

●便秘に悩む人必見!便秘解消には角度と時間が重要なワケ

■便秘と脳卒中、心筋梗塞との関係

不快で生活の質を落とす(QOL低下)する便秘ですが、不快なだけでなく便秘は脳卒中、心筋梗塞など血管が詰まる病気を増やすことがわかってきました。

(Citation: Honkura K et al. Defecation frequency and cardiovascular disease mortality in Japan: The Ohsaki cohort study. Atherosclerosis. 2016 Mar;246:251-6)

宮城県大崎地域に住む「大崎国保コホート研究」40才~79才の男女45,112人を対象に13.3年間の心血管系死亡との関連を解析した結果です。

排便回数で「1日1回以上」「2~3日に1回」「4日に1回以下」のに分けて調べています。

13.3年のフォロー期間中2,028人が心血管疾患で亡くなり、排便頻度との関連を解析しています。

毎日便がでている人とくらべ、「2~3日に1回」、「4日に1回以下」の心血管死亡リスクは1.21(95%CI:1.08-1.35)、1.39(95%CI:1.06-1.81)

排便頻度「2~3日に1回」 リスク1.21倍

排便頻度「4日に1回以下」 リスク1.39倍

4日に1回も便がでない方は、脳卒中や心筋梗塞など血管系の死亡危険度が1.4倍にもあがります。

一般的にトイレでいきむと40mmHgぐらいはあがります。

たかが便秘、されど便秘、あなどれません。

■まとめ
・便秘で脳卒中や心筋梗塞など血管系の死亡リスクがあがる
・たかが便秘されど便秘、生活習慣改善、薬で適切な治療

大腸がん検診は何才までつづけたらよいのでしょうか|75才までは推奨、76才からは健康状態で判断

■がん検診は何才からはじめる

がん検診

胃がん検診、
大腸がん検診、
肺がん検診、
子宮がん検診、
乳がん検診さまざまな検診があります。

検診を始める年齢は、がんがぽつぽつと出てくる
40才前後がめやすです。

40才は目安で、一律ではありません。
子宮頸がん検診は20代30代の
かなり早い段階からの検診が有用です。
逆に肺がん検診は50代から推奨のデータもあります。

肺がん検診に関しては年齢以外も議論つきません。

タバコを吸う人、吸わない人一律に行うのか。
タバコを吸う人のみ対象とするのか。
さらには胸部レントゲンで行うのか、胸部CTで行うのか。

■何才までがん検診をうけるか

いつからがん検診を始めるか、がん検診の方法には過去実績の蓄積があります。

肺がん検診であれば
50才以上の
喫煙者(1日喫煙本数x年数が600以上)を対象とした
低線量CTでの検診
は明らかに死亡率を下がる効果があります。

いつから始める、どのような方法で行う、
に関してはデータが蓄積され明確な推奨recommendationがあります。

逆に検診をいつやめるか関してはあいまいです。
90才でがん検診、もちろ不要でしょう。
80才ならどうでしょう。

■大腸がん検診は何才までするのか

大腸がん検診をすることで、早期発見、死亡率が下がります。
便による大腸癌検診(便潜血検査)だけでなく、
大腸がん検診を大腸カメラ(内視鏡)で行い、
大腸ポリープを切除することで、
さらに大腸がんリスクが下がります。

大腸がん亡率リスクを下げることが明らかな大腸癌検診、
40才から50才以降、積極的に取り組むことは当然です。

効果が明らかな大腸がん検診ですが、
何才までつづけるとよいのでしょうか?

90才で大腸がん検診、もちろん不要です。
生命予後を考えると検診するメリットは皆無です。

60才ならどうでしょう。
もちろん生命予後を考えると
検診メリット十分にあります。

70才ならどうでしょう。

この質問に対する予防医学の先進国である米国のUSPSTF(US Preventive Services Task Force)米国予防医療専門委員会の答えを紹介いたします。

最新のデータに基づいて、根拠ある予防医学の情報を提供しています。

(Citation: https://www.uspreventiveservicestaskforce.org

大腸がん検診は75才までは、推奨度Aです。
推奨度Aは明らかな生命予後を改善、
大腸がんによる死亡率を低下させることが明らかであることを示しています。
75才までは迷うことなく、
積極的に大腸がん検診取り組むべき世代です。

76才以上はどうでしょうか。
76才から85才は推奨度Cです。
推奨度Cは、生命予後を改善するメリットは少ないながらもある区分です。
健康状態で個別に判断です。
今まで大腸がん検診を受けたことがない人、
健康状態が良好な人は大腸がん検診受ける価値あります。

■まとめ
・大腸がん検診は75才まで推奨
・76才から85才は健康状態による。健康であれば考慮。

ここまできた、AI(人工知能)による胃カメラ画像診断能力 |ピロリ菌感染があるかどうかを医師とAIどちらが正確か比較

■胃バリウム検査のAI(人口知能)による画像診断

ブログでAIによる胃バリウム検査の画像診断力はここまでヒトに追いついてきている
話を紹介しました。

(参考記事)胃透視検査(胃バリウム検査)でピロリ菌感染を判断するAI(人口知能: artificial intelligence)

2100症例、計16,800枚の画像をAIで判断させています。

AI(人口知能: artificial intelligence)による
バリウム検査でのピロリ菌感染有無の判断
感度88.4%
特異度89.5%

90%近くAIが正確に判断するところまできています。

バリウム検査でAIが判断できるなら
胃カメラの画像でも
と期待してしまいます。

■胃カメラ画像のAIによる診断

研究段階ですが
胃カメラで撮った画像を

ピロリ菌感染している胃の画像
ピロリ菌未感染の胃の画像
に分類
AIに学ばせます。

そして、さまざまな胃画像をAIに見せ、
ピロリ菌に感染している胃

ピロリ菌に感染していない胃
を判断させます。

すごいところまできています

■胃カメラ画像をAIに学ばせる

研究方法

397症例からの11,481枚の内視鏡画像をAIに学ばせます。

397症例のうちピロリ感染は72症例、残り325症例はピロリ未感染です。

(Citation: Tada T et al .EBioMedicine. Application of Convolutional Neural Networks in the Diagnosis of Helicobacter pylori Infection Based on Endoscopic Images. 2017 Nov;25:106-111)

AIは
ピロリ感染胃と、ピロリ未感染胃、
多数の写真を読み込むことで、
それぞれの画像の違いを認識します。

22階層からなるニューラルネットワーク構造をもつ
GoogLeNet (https://arxiv.org/abs/1409.4842)
AIを用いています。

■AIにピロリ菌感しているか、写真判定させた結果

ピロリ菌感染有無の正解率
AI 87.7%
医師 82.4%

医師による診断正解率を上回っています。
もっとも、医師正解率82.4%は、
熟練医、修練医含めた全ての数値です。

エキスパート医師の正解率は88.9%と
AIより勝っています。

経験の浅い医師の正解率は75.6%程度です。

■AIはヒトにどこまでおいつおているのか

エキスパートには、AIはまだ追いついていない、
経験の浅い内視鏡より判断は上

内視鏡画像診断の分野でも
すごいところまでAI、進化してきています。

この、論文を読んである研究会でのことを思い出しました。

年間1000人以上の内視鏡検査を施行している
熟練した内視鏡医のみでのみが参加できる
研究会でのことです。

その研究会は、NBI(狭帯域光観察)など特殊光の有用性の話でした。

講演途中で
ピロリ菌感染している胃
ピロリ菌未感染胃
ランダムに何枚か提示して、
参加者にピロリ菌いるかいないか
挙手してもらう場面ありました。

演者が予定していた流れとしては、

参加者の意見が、
ピロリ菌いる、いない
分かれる。

ピロリ菌いる、いない、判定が難しい画像でも
特殊光観察したら、はっきり判定できるのです
と話したかったと思うのですが、

演者の期待に反して、
参加している内視鏡医はみんな、目が肥えていて
全員が、ピロリ菌いるいないの判定正解してしまった、のです。

経験を積んだ内視鏡専門医の、判断力
なかなかのものです。

AIの追い上げ勢いありますが
はまだまだ、経験を積んだ内視鏡専門医の判断力はこせていません

■まとめ

AIによる画像診断能力、エキスパート医師には及ばないが、内視鏡をはじめたばかりの医師よりは上

胃透視検査(胃バリウム検査)でピロリ菌感染を判断するAI(人口知能: artificial intelligence)

チェス、将棋や囲碁はコンピューターが勝てない分野と思われていたのがつい数年前。

■AI(人口知能: artificial intelligence)の進歩スピード

チェスの世界チャンピオンがコンピューターに敗れ
将棋もコンピューターが勝つ時代になり
最後の砦と思われていた囲碁でしたが、
人口知能AlphaGoが人類最強といわれている棋士、柯潔との三番勝負で3戦全勝と圧勝したのが、つい1年前です。

AI(人口知能: artificial intelligence)は驚くべきスピードで発達してきています。

2045年頃、いまから20年少しで、「シンギュラリティ」(技術的特異点)に達して、AIは人の知能を越すともいわれています。

パターン認識には異常な強さを発揮するAIですが、
0から1は生み出さないAIに全てができるわけではありません。
クリエイティブな仕事、チームを作るなど、
ヒトの能力が必要とされる分野は多々あり、
シンギュラリティは来ないのではないかと
私は希望的観測をもっています。

■医療とAI(人口知能: artificial intelligence)

各分野でAIが活用されるようになるのは当然のことです。
医療の分野も例外ではありません。

画像のパターン認識は、AI(人口知能: artificial intelligence)が得意とする分野です。

CTや病理検査など、画像診断の分野では
すでにAIがエキスパートドクター並の
診断を下している報告があります。

消化器の分野でも
がんセンターを中心として内視鏡診断における
AI活用が研究されています。

■胃カメラ大腸カメラとAI

将来的には、胃カメラ大腸カメラ時に、画像読影をアシストするAIは登場すると思われますが、胃カメラや大腸カメラは、撮影条件で画像に、かなりバラツキが出ます。
バラツキのある画像を、どのように判断するかが
クリアするべき最大のポイントです。

内視鏡検査の時は、
送気して、胃や大腸を膨らませて観察します。
これが基本なのですが、
癌を疑う病変があれば、逆に空気を抜いて、病変の形が変わるかどうか、堅さを判断したりもします。
病変の表面の状態、脱気したときの病変の堅さ含め
総合的に評価して、癌であるかどうか、さらにその深達度(どれぐらい深く病変が根をはっているか)を判断します。

撮影条件が一定で画像にばらつきがなければ、AIは活躍できますが、内視鏡写真は条件によりかなり印象がかわります。
検査担当医師の習熟度によっても撮影する写真が異なります。

そのバラツキを加味して画像判断するAIの登場が待たれるところです。

■胃透視(胃バリウム検査)画像のピロリ菌感染有無を判断するAI(人口知能: artificial intelligence)

胃カメラや大腸カメラの画像と対照的に、比較的各画像にバラツキが少ないのが胃透視検査(胃バリウム検査)です。

バリウム検査は、一定のパターンで画像を撮影します。
そのため術者による画像のバラツキが少ないのが特徴です。

これに着目して、バリウム検査でのAIの有効性を検討した結果が今年の2月に報告されました。

バリウム検査で、ピロリ菌の有無をAIが判断できるか
これを調べています。

(Citation: Togo R et al. Preliminary study of automatic gastric cancer risk classification from photofluorography. World J Gastrointest Oncol. 2018 Feb 15; 10(2): 62–70.)

2100症例、計16,800枚の画像を判断させています。

AI(人口知能: artificial intelligence)による
バリウム検査でのピロリ菌感染有無の判断
感度88.4%
特異度89.5%
の結果でした

論文にはAIがどこの部位を認識したかは書かれていませんが、私が勝手に想像するに、

ピロリ菌未感染では
胃前庭部粘膜の、細かく均一な微細な模様を呈します。
一方、ピロリ菌感染では
胃粘膜が、粗造に(あらく)なったり、不揃いになったり、顆粒状に目立ったりしてきます。
これらの差をAIが判断したのではないかと想像します。

あと、体部大彎のひだ(皺襞)は
未感染では、シュッと細く縦走しているのですが
ピロリ感染すると炎症で、太く、蛇行します。
これらの差も含め判断しているのかもしれません。

感度88.4%、特異度89.5%
感度、特異度とも90%近くあり、ピロリ菌の存在診断に関して、ほぼ実用レベルに達していると思われます。

画像診断におけるAIの進歩めざましく、
画像検査は、AIで診断支援するのが当然の時代になる日が近いですね。

■まとめ
・AI(人口知能: artificial intelligence)はパターン認識につよい
・AIの胃バリウム検査におけるピロリ菌感染有無の判断は感度88.4%、特異度89.5%とすばらしい

大腸がん、代替医療/治療(Alternative Medicine)を相談されたら

便潜血陽性
貧血
大腸内視鏡(大腸カメラ)をうけるきっかけは
さまざまですが

大腸がんが内視鏡で見つかることがあります。

患者さんと、今後どこの施設で精密検査
そして治療に取り組んでいくか
話し合いの中で、

免疫療法やハーブなどの
標準標準治療以外の相談をうけることが
多々あります。

判断の一助となる報告がありますので、紹介いたします。

参考記事
●検便でわかる?20人に1人は大腸がんが便潜血で見つかる事実

●大腸がん検便検査(便潜血検査)『陽性』を放置するリスクを計算してみた

■代替医療/治療(Alternative Medicine)とは

ことばの定義としては、通常医療の代わりに用いられるすべての治療をさすのですが、通常医療の範囲が曖昧です。
通常医療としての標準治療は、手術、抗がん剤(ホルモン療法も含む)、放射線を単独もしくは組み合わせた治療とかんがえてよいでしょう。

それ以外の、免疫療法、温熱療法など、現在は標準治療として確立はされていないものの、効果を期待される治療は代替医療の範疇です。

温熱療法は、標準治療と併用して有効性を
示した報告などありますが、
併用した時に効果があったとの報告です。
単独治療として生命予後を改善しているわけではありません。

■標準治療と代替治療(Alternative Medicine)の生命予後を比較した報告

J Natl Cancer Inst医学誌に今年の1月報告された報告です。

(Citaton: Johnson S et al. Use of Alternative Medicine for Cancer and Its Impact on Survival. J Natl Cancer Inst. 2018 Jan 1;110)

代替治療(Alternative Medicine)を選択した280人
標準治療を選択した560人
生命予後を
をさまざまな部位のがんで検討しています。

代替治療
標準治療
死亡リスクが代替治療の法が2.5倍
の結果でした。

乳がんは5.68倍
肺がんは2.17倍

治療の第一選択は
標準治療です。

この報告は、
stageII、stageIII
の転移のないがん患者さんを対象として検討してるところに意義があります。

余命数ヶ月と、癌が広がってしまった状態
であれば、
がんの治療よりも
痛みをとる、
病院より家で過ごす、
など他のことが重要になってきます。

この報告では、
がん根治をめざし。治療に取り組んでいく
stageII、stageIII段階を対象としており、
stageIVは含まれていません。

stageII、stageIII
の段階で
標準治療と代替治療の比較です。

■大腸がん、標準治療と代替治療(Alternative Medicine)の生命予後を比較した報告

全てのがんで比較すると、代替治療の方が2.5倍死亡リスクが高い結果でした。

大腸がんの死亡リスクは
代替治療は、標準治療の
4.57倍

肺がん
乳がん
と同じく

大腸がんでも
代替治療の方が、標準治療に比べ
死亡リスクが明らかに高いのです。

今後代替治療の研究がすすめば、
状況はかわる可能性ありますが、
現段階では、第一選択は標準治療です。

■まとめ
大腸がん、第一選択は標準治療です。
代替医療(Alternative Medicine)を第一選択とするのは、勧めがたい。とくにstageII、stageIII。

タデ科の植物から抽出される生薬、青黛(せいたい)は潰瘍性大腸炎に効果があるのか

潰瘍性大腸炎の治療
青黛(せいたい)の話
始めて聞いたのが10年以上前患者さんからです

青黛(せいたい)を飲んでいるのですが、
通院先が遠いので
治っているかどうか、内視鏡を先生のところで確認
お願いできないでしょうか

せいたい?
何の話か全く想像つきませんでした。

漢方の一種なんですと、
患者さんが

5ASAを中心とした
潰瘍性大腸炎の
寛解導入治療
寛解維持治療
があるのに、

成分がよく分からない
得たいの知れない治療はどうだろう
正直な感想でした。

そんな思いとうらはらに、
青黛をのんでいて、当院で大腸検査
よくなっている方、何人かお会いしています。
自然経過なのか
青黛の効果か

■青黛とは

青は藍より出でて藍より青し
の藍
青黛は、藍染めなどの染料である、藍に由来します。
藍はタデ科の植物から抽出される生薬です。

中国で古くから青黛が、
抗炎症作用がある漢方として
つかわれていた歴史があります。

■青黛を服用している患者さんの内視鏡

青黛を扱っているクリニックで
診察を受けたあとに青黛を処方され、

治療経過の判断に必要な内視検査は、
当院のような内視鏡を専門としている施設で
受けている患者さんが多いようです。

青黛をのんでいる患者さんの内視鏡をした時に
大腸にびらん(浅い傷)や潰瘍が残っていて、全く効いていない方もいるのですが、

一方、ほぼ治っている状態の方。
さらには、大腸粘膜面が完全に正常の状態にまで治っている(寛解)方もあります。

そのような寛解になっている方に聞くと、

潰瘍性大腸炎の標準薬である、
ペンタサなどの5ASA製剤は全くのんでいない
青黛だけのんでいるとのことです。

自然経過で治っている可能性もありますが、
何人もの患者さんが、寛解になっている事実から
青黛、一定の効果ありそうです。

■免疫や粘膜修復に、青黛が関わる可能性

得たいの知れない青い粉の青黛ですが、
最近になり、作用機序が徐々に解明されてきています。

さまざまな細胞にある、芳香族炭化水素受容体(Aryl Hydrocarbon Receptor)とよばれる受容体の存在が昔から知られていました。

ただ、芳香族炭化水素受容体(Aryl Hydrocarbon Receptor)に何がくっくか(リガンドが何か)長らく不明でした。
最近の研究で、
インディゴやインディルビン
などの物質がリガンドといわれています。

青黛がこの芳香族炭化水素受容体(Aryl Hydrocarbon Receptor)のリガンドとして働く可能性が提唱されています。

芳香族炭化水素受容体(Aryl Hydrocarbon Receptor)を介して
免疫修飾や粘膜修復にかかわっている可能性。

芳香族炭化水素受容体(Aryl Hydrocarbon Receptor)に作用する物質を腸内細菌がつくるとの説もあります。
食事からとるトリプトファンを原料として腸内細菌がつくるようです。

(Citation: Quintana FJ et al. Aryl hydrocarbon receptor control of adaptive immunity.Pharmacol Rev. 2013 Aug 1;65(4):1148-61.)

青黛が潰瘍性大腸に効く可能性
青黛の成分はインディゴ
芳香族炭化水素受容体のリガンドはインディゴの可能性
芳香族炭化水素受容体は免疫や粘膜修復に作用する可能性

それぞれの点が線で
つながってきています

青黛が、
潰瘍性大腸炎の治療薬としてホントに効果があるのか
効果があるのであれば、どれぐらいの服用量が至適か
安全性の確認
さまざまな課題ありますが
今後の展開に注目していきたいと思います。

■まとめ
タデ科の植物から抽出される生薬、青黛(せいたい)
は抗炎症作用があるとして中国では古くから使われていた。
潰瘍性大腸炎への青黛の効果、今後の研究に期待

腎臓病をもっている時のピロリ菌治療について|透析治療中のピロリ菌治療

ピロリ菌をもっていれば
胃がんや胃潰瘍再発予防のために、
除菌治療が広くおこなわれています。

抗生物質2種類と胃酸をおさえる薬1種類
計3種類での治療が保険診療で認められています。
この治療で90%以上の人が1回の治療でピロリ菌消失します。

アレルギー、腎臓や肝臓の病気など合併症がなければ、
この標準的な治療をおこないます。

アレルギーや合併症をもっているときには、
薬の変更、
薬の減量
患者さん毎に、治療内容の調節が必要となります。
(保険診療外で自費となることもあります)

■腎臓の病気

慢性腎臓病(CKD)はあまり耳にしないことばです。
CKDとは慢性に経過する腎臓の病気を指すことばです。

1300万人以上が慢性腎臓病(CKD)と推定されており、
日本人20歳以上
8人に1人以上が慢性腎臓病(CKD)なのです。

健康診断のレアチニン(Cre)、推算糸球体濾過量(eGFR)の値が腎機能の指標となります。

■腎臓の病気をもっているときのピロリ菌除菌治療ガイドライン

標準的な治療の指標としてガイドラインが各疾患、治療毎に作成されています。
ピロリ菌治療もガイドラインあります。

ガイドラインで推奨されているところを引用します。。
(引用:Helicobacter pylori 感染の診断と治療のガイドライン2009改訂版)

「重篤な肝疾患、腎障害等の全身的な合併症を有する患者に対する除菌治療においては、除菌治療適応、薬剤使用量の配慮など、個々の症例に応じた慎重な対応が必要である。腎不全患者では、通常量の3 剤併用療法で高い除菌率が得られたという報告がある一方で、PPI-AC 療法(プロトンポンプ阻害薬+アモキシシリン+クラリスロマイシン)(AMPC=1.5g/日) よりもPPI-CM 療法(プロトンポンプ阻害薬+クラリスロマイシン+メトロニダゾール)のほうが除菌率に優れており、急性腎不全を来すリスクが低く安全性が高いという報告もある。

と記載されております。ガイドラインでは腎障害があるときには、アモキシシリンの減量が重要であることが強調されています。

■腎臓の病気をもっているときのピロリ菌治療

腎臓の病気をもっているときにピロリ菌治療
何が問題になるのでしょうか?

ピロリ菌治療でのんだ抗生物質は、腎臓から体の外に捨てられます(腎排泄)。
腎臓が弱っていると、
体に外に抗生物質を捨てる力が低いので体に抗生物質がたまってしまいます。

通常量をのむと、体の中での抗生物質濃度が高くなりすぎ
副反応を起こしやすくなってしまいます。
そのため、腎機能に応じて「減量」が必要となります。

除菌の時に使う胃酸を抑える薬(PPI)は
肝臓で代謝されて体の外に排泄(捨てる)されます。
腎臓に影響しません。
胃酸を抑える薬(PPI)の調節は必要ありません。

腎機能障害があるときの治療のポイント、
腎臓で排泄される抗生物質の減量です。

クレアチニン(Cre)、推算糸球体濾過量(eGFR)毎に、抗生物質の投与量、投与回数の指標があります。
これに準じて減量します。

■透析中のピロリ菌除菌治療、アモキシシリン、クラリスロマイシンの減量がポイント

アモキシシリンは腎機能Ccrが10ml/min以下の重度腎障害や血液透析中は、250mg1日1回が感染症の治療で投与される標準量です。

透析中の抗生剤投与量について
透析施設から投与量の報告があります。

抗生物質、とくにアモキシシリンの量をどのようにするかがポイントです。
アモキシシリンの投与量に一定の基準はなく

・アモキシシリンを750mg(通常量の1/2)で有効の報告
・アモキシシリン500mg(通常量の1/3)で有効の報告、
・アモキシシリン250mg(通常量の1/6)で有効の報告

アモキシシリンの投与量に250mgから750mgの幅がありあすが
いずれも良好な結果がえられています。

■まとめ
・腎機能障害があるときは、抗生物質の減量が必要です。アモキシシリンの減量もしくは、アモキシシリンを使わない除菌治療となります。
・透析をしているときのピロリ菌除菌治療は、アモキシシリン750mgから250mg(通常の1/2~1/6量)、クラリスロマイシン200mg(通常の1/2~1/4)、胃酸を抑えるPPIは通常量でおこないます。

なんとなくだるい、しんどい。甲状腺ホルモンをチェックしてみてはどうでしょう|慢性甲状腺炎(橋本病)について

体がだるくて、食べられない
胃カメラで胃を調べてほしい

西宮市中島クリニックは消化器内科が専門です。
食欲がない、胃を検査したいと、
相談をうけます。

体がだるい、食べられない
もちろん胃カメラで、
食道、胃、十二指腸を
きっちりと検査して、原因を調べることは大切ですが
同時に、胃以外の原因も想定しておくことも必要です。

■食べられないときに胃以外の病気も想定しておく

なんとなくだるい、しんどい、食べられない
肝臓や腎臓、貧血など、体の不調から
さまざまな症状がでます。

健康診断を受けると、一般的な項目に
肝臓
腎臓
血糖値、糖尿病検査
貧血
などは入っています。

一般的な採血で、肝臓、腎臓などはある程度分かります。
だるくて、しんどくて来院された方
に糖尿病が見つかることも多々あります

■甲状腺機能低下症

一般的な採血、健康診断で
肝臓、
腎臓
血糖
などはチェックできるので
何か異常があれば気づきますが、

見過ごされていることが多いのが
甲状腺機能低下症
です。

うつと診断されていたけれど、甲状腺ホルモンの低下が原因であったという方もあります。、

甲状腺ホルモンは
体温の調節、
熱を作る
元気を出す
など体の恒常性維持に重要な働きをしています。

甲状腺機能は採血で分かります
FT4(遊離サイロキシン)
TSH(甲状腺刺激ホルモン)
などを調べます。

しんどい、だるい、食べられない
採血すると
FT4(遊離サイロキシン)低下
TSH(甲状腺刺激ホルモン)上昇
していることがあります。

甲状腺機能低下症です。
ほんの少しの甲状腺ホルモンを補うだけで、
見違えるように元気になられる方があります。

■慢性甲状腺炎(橋本病)について

甲状腺機能低下症の原因として多いのが
慢性甲状腺炎(橋本病)です。
慢性に甲状腺に炎症が起き、
若い頃は甲状腺ホルモンが出すぎ亢進状態、
加齢とともに、ホルモンが枯渇して甲状腺機能低下です。

慢性甲状腺炎は1912年に日本人が発見(報告)した病気です。
発見した先生の名前がついて、橋本病ともよばれています。

甲状腺機能低下の原因として
成人で一番多いのが、この橋本病です。

抗Tg抗体、抗TPO抗体などの特殊な抗体をチェック、
甲状腺エコーなどの画像検査含め、
総合的に判断して診断します。

今は、抗Tg抗体、抗TPO抗体などの精密抗体を直接測定できます。
私が医者になった頃は、まだこれらの抗体を測定できず、
TT(サイロイドテスト)、MT(マイクロゾームテスト)
などを測っていた時代でした。
医学は着実に進歩していますね。

甲状腺の病気、有病率に男女で差があります。
圧倒的に女性で多い傾向があります。
女性の3-10%ぐらいが、慢性甲状腺炎(橋本病)
との報告もあります。
甲状腺ホルモンが安定していれば、
治療は必要ありませんので、
慢性甲状腺炎(橋本病)と診断を受けても
経過をフォローしていくだけでよいことも多々あります。

■慢性甲状腺炎(橋本病)の治療、生活の注意

慢性の甲状腺の炎症でホルモン不足となっているので、
補う必要があります。

チラーヂンSを少量から内服します。
FT4(遊離サイロキシン)の値を参考に
同時に
TSH(甲状腺刺激ホルモン)が落ち着く、
チラーヂンSの量を微調節します。

ヨードの取り過ぎで甲状腺機能が低下します。
うがいぐすりのイソジンには多量にヨードが含まれています。イソジンの主成分がヨードですので。

甲状腺ホルモン低下症をもっている方は、イソジンでのうがいは避けた方が無難です。

話それますが、かぜやインフルエンザ予防のために
うがい
手洗い
されていますが
効果があるのは、手洗いです。
うがい、より、手洗いを励行してください。

■胃カメラで胃の検査も大切

だるい、食べられない
甲状腺ホルモン低下が原因のことがあるので、
甲状腺ホルモンのチェックは欠かせません。

食べられない原因として、多いのは、
食道や胃の病気です。
不定愁訴と自己判断で断定する前に、
胃の検査は必要です。

■まとめ
なんとなくだるい、しんどい、、食べられない
不定愁訴と断定してしまう前に、甲状腺ホルモンをチェック。食道や胃に病気がないか、胃カメラでチェックも必要

中学生のピロリ菌感染率は5%以下|ボノプラザン(タケキャブ)、アモキシシリン(サワシリン、アモリン)、クラリスロマイシン(クラリス)の3剤併用療法で一次除菌率成功率は83%

日本人の半数にあたる、
6000万人がヘリコバクターピロリに
感染しています。

しかし、感染率は世代によって大きくことなります。
ピロリ菌をもっている割合は
年齢に比例して急増、
70才以上では7割から8割以上の方がもっています。

ピロリ菌をもっているかどうかは、
生まれ時の衛生状況で決まります。

戦後のような
十分に上下水道整備されていないの生まれ
高率にピロリ菌感染

逆に、今の日本のように
上下水が完備され
きわめて衛生環境がよい時代なると
ピロリ菌感染率は、下がります

■若者のピロリ菌感染率

上下水道が完備され、経口糞便感染する病気は激減しています。
A型肝炎は経口糞便感染します。
昭和の時代は多くの人が感染、
急性肝炎をおこしたり、
しらない間に感染したりしていました。
その結果高齢者の多くはA型肝炎の抗体(感染すると陽性になる)をもっています。
逆に、上下水道が完備された環境で育った今の若者は
ほとんどA型肝炎の抗体をもっていません。

同じことがピロリ菌にもいえます。
高齢者は高率に陽性、
いまの若者は激減、

ある医学部の入学者を対象に
ピロリ菌有無を調べたところ、
陽性率7-8%でした。
いまの若者のピロリ菌陽性率は
10%を下まわっています。

■佐賀県での中学校3年生を対象としたピロリ菌検診

ピロリ菌を中学生や高校生のあいだにチェック
若いうちに、ピロリ菌を除菌
胃がんを撲滅する取り組みが
さまざまな自治体でおこなわれています。

佐賀県では中学校3年生を対象に
ピロリ菌検診が平成28年度からスタートしています。

このすばらしい取り組みの概要が日本ヘリコバクター学会誌に報告されていました。

佐賀県下の中学校3年生対象に
尿でピロリ菌チェック
陽性であれば、
便中ピロリ抗原で、再度、陽性であるか確認
陽性であればピロリ菌除菌
の流れです。

■中学校3年生のピロリ菌感染率

中学校3年生を対象とした佐賀県の胃がん撲滅プロジェクトでは

(引用:垣内俊彦、佐賀県における若年者からの胃がん撲滅プロジェクト、日本ヘリコバクター学会誌Vol19 No.2 2018年)

6994人中、ピロリ菌陽性は248人
中学校3年生のピロリ菌感染率は
3.5%!
極めて低い感染率でした。

医学部学生を対象とした検査結果が7-8%
医学部入学者の年齢が20才前後と考えると
20才前後の感染率が7-8%

佐賀県のプロジェクトの参加者が中学校3年生
15才前後の感染率が3.5%

20才以下の世代では、どんどん感染率が低下していることがわかります。

■中学校3年生を対象としたピロリ菌除菌プロジェクトの除菌成功率

ボノプラザン(タケキャブ)
アモキシシリン(サワシリン、アモリン)
クラリスロマイシン(クラリス)

の三剤併用療法をもちいています。
大人のピロリ菌と同じ方法です。

一次除菌成功率83%
二次除菌成功率100%

除菌に取り組んだ全員が除菌に成功しています。

ボノプラザン、アモキシシリン、クラリスロマイシンを用いた大人での一次除菌治療成功率は
90%前後です。
西宮市中島クリニックでの大人の一次除菌成功率は93%です。

大人にくらべて、小児の一次除菌成功率がやや低い印象ですが、
二次除菌は成功率100%とすばらしい結果です。

副反応は5.1%の生徒に認めたけれど、治療を要する重篤なものはなかったそうです。
副反応率は大人と同じく、軽微で安全な治療ということがわかります。

上下水完備、衛生状況改善によるピロリ菌激減
若年者に対する介入(ピロリ菌除菌)でのピロリ菌撲滅
今後さらに胃がんが減ることが予想されます。

ヘリコバクター・ピロリ起因の胃がん
撲滅される日は間近です。

ヘリコバクター・ピロリ起因の胃がん
が撲滅されたら、
頻度は低いながらも
幽門腺領域に好発する褪色陥凹印環細胞癌や
噴門部のSMT様胃底腺型の胃がん
などのピロリ未感染の胃がんが
最後の課題です。

胃がん撲滅まで、あと少しですね。

■まとめ
中学生3年生のピロリ菌陽性率は3.5%
佐賀県でのプロジェクトでは一次除菌成功率83%、二次除菌成功率100%、全員が除菌に成功している

胃がん検診は胃カメラ(内視鏡)がおすすめ|胃カメラ検診で胃がん死亡リスクが50%も減る

最近は、
・バリウム検査(胃透視検査)
・胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
どちらか選択できるドックが増えてきました。
好きな方を選んでくださいといわれれも
どちらがよいのか迷ってしまいます。

胃カメラ
バリウム検査
と胃がんの関係についてお話しいたします

■バリウム検査と胃カメラどちらを選ぶべきか

検査精度は、直接胃の中をくまなくチェックする
胃カメラの方が良いのは明らかです。

選べるとすれば、胃カメラをオススメします。

バリウム検査と胃カメラ比べると、
胃カメラがおすすめですが、
バリウム検査はダメだと言っているのではありません、

バリウム検査は古くから検診として行われています。
長い歴史があり、データがバリウム検査は豊富です。
そのため、検診としてのバリウム検査の有用性を示すデータが多数あります。
ドックや会社検診でバリウムがセットになっている場合はバリウムを受けられたらよいでしょう。

繰り返しになりますが、
胃カメラ
バリウム検査
選べるとすれば、直接胃の中をチェックできる精度の高い検査である、
胃カメラを選んでください

◼胃カメラ検診で胃がん死亡リスクが激減

バリウムに取って代わり胃カメラが検診に用いられるようになったのは、
ごく最近です。
京都では胃がん検診として胃カメラが昨年ぐらいから始まっています。
中島クリニックのある西宮市では、残念ながらまだ始まっていません。

全国の自治体で数年前から胃カメラによる胃がん検診が始まっています。
近々日本から検診としての胃カメラの効果に関するデータでるはずです。

検診で診断を受けた、胃がん5万人を解析した報告が昨年韓国からありました。

(Citation: Jun JK et al. Effectiveness of the Korean National Cancer Screening Program in Reducing Gastric Cancer Mortality. Gastroenterology. 2017 May;152(6):1319-1328)

胃カメラで胃がん検診を受けた人と
検診をうけていない人と比較すると
OR(オッズ比)0.53 (95% CI, 0.51-0.56)
胃カメラを受けている人は、胃がんでの死亡リスクが
0.53
胃がんでの死亡リスクが、胃カメラ検診で1/2になります。

胃カメラによる胃がん検診、効果は明らかです。

◼胃カメラ検診は、定期的に。1回より2回、2回より3回、受診回数依存性に、検診をうけることで、胃がんによる死亡リスクは低下。

胃カメラ検診を1回受けるだけでも胃がんによる死亡をへらす効果があります。
その効果はオッズ比 0.60 (95% CI, 0.57-0.63)
1回胃カメラ検診をうけるだけで、40%も胃がん死亡リスクが低下。
2回胃カメラ検診を受けると、
オッズ比0.32 (95% CI, 0.28-0.37)
70%も死亡リスク低下
3回以上胃カメラ検診を受けると、
オッズ比0.19 (95% CI, 0.14-0.26)
80%も死亡リスク低下

検診をを1回より2回、2回より3回、
受診回数依存性に、
胃がんによる死亡リスクは激減します。

1回で40%減
2回で70%減
3回以上で80%減、リスクが1/5へ激減します。

さらに、
受診回数依存性に下がる胃がんによる死亡リスク、
胃カメラ、バリウム検査
ともに効果あります。

バリウム検査では、
受診回数依存性に下がる効果が
50才代に限られていたのに対して、

胃カメラ検査では、
40才~75才全ての年代で、
受診回数依存性に胃がん死亡リスク
が下がっています。

やはり、胃がん検診は
胃カメラがおすすめです。

まとめ
胃がん検診はバリウムより胃カメラが理想
1回より2回、2回より3回、受診回数依存性に胃がん死亡リスクは激減する