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健康のためにと思っているドリンク、糖分大丈夫ですか?|トマトジュースには糖分が4%も入っています

患者さんと連日トマトジュースの話をしています(笑)。

高血圧、コレステロールによいと、トマトジュース静かなブームのようです。

■糖尿病が突然悪くなった患者さん

胃カメラの検査が終わった後に患者さんから言いにくそうにこんな相談を受けました。

先生何かいい糖尿病の薬ないかな。

職場の健康診断の結果を持ってこられており糖尿病の欄を見るとヘモグロビンA1cが7.0でした。ヘモグロビンA1cは5.8以下が正常です。前回、前々回の糖尿病の数値は5.9~6.0と糖尿病境界領域です。悪くありません。

ずっと糖尿病の境界領域でいた方が突然悪くなる、こんなときにはまず疑うのは余分なカロリーをとってないかどうかです。

(注:膵臓癌など内臓の病気で突然発症する糖尿病もありますので突然糖尿病が悪くなったときは、内臓も調べる必要あります)

お酒も全く飲まない

食事も規則正しく三食食べている

間食やおやつもたべない

規則正しい生活をされております

何も食生活悪くなさそうです。

■さらに問診は続く

私は必ずさらに立ち入った質問をします。
「サプリメントや健康食品はとっていないですか」

多くの場合、ここで患者さんから健康のために〇〇をとっています。の話が聞き出せてそこから余分なカロリーをとっていることが多く、原因が判明します。

余分なカロリーの原因となるものをやめて、来月再検しましょうと言う話になります。

この方の場合はサプリメントや健康食品は全くとられていませんでした。

ここでも私は諦めません。さらに問診をつづけます。

「健康のために脱水予防と思いスポーツドリンクやジュースなどを飲んでいませんか」

すると

「患者さんは毎朝血圧を下げるためにトマトジュースを飲んでいますと」

飲んでるトマトジュースのメーカーを聞き、患者さんと一緒にインターネットで内容確認してみました。

ビンゴです。

トマトジュース1缶190グラムの中に糖質7.7グラムと書いてあります。

7.7グラムも糖質が入っています。

スティックシュガーが1本3から4グラムです。という事は毎朝飲んでるトマトジュースの中にスティックシュガー2本分のお砂糖が入っていたのです。

健康のためと思って毎朝飲んでいたトマトジュースから知らない間にとっていた糖分が糖尿病を悪くする原因だったのです。

健康のためと思って知らず知らずのうちにとっているものが薬の結果になっていることがままあります。

インターネットで簡単に成分を調べることができますので、健康のためと思い、サプリメントや健康食費をとられている方は、一度成分を調べてみてはどうでしょうか。

■トマトジュース中の糖分

トマトジュース
A社
190g缶 糖質7.7g
B社
190g缶 糖質7.5g
となっています。スティックシュガー2本分です。

糖分は4%前後です。

■突然の糖尿病、内臓疾患が隠れていることがある

突然悪くなる糖尿病、食生活、生活習慣が原因のこと多々あります。

原因となる食生活の改善がまず、治療の第一歩です。

注意する必要があるのは、内臓からくる糖尿病の悪化です。膵臓癌や肝臓が悪くなると糖尿病が突然でてきたり、悪化します。

腹部エコー、採血などによる内臓のチェックも必要です。

■まとめ

突然糖尿病が悪くなったとき、知らず知らずの間に取っている糖分が原因かもしれません。サプリメント、健康食品、健康飲料などに糖分が含まれていないか、チェックしてみてください。

腹部エコーや採血による内臓の病気のチェックも併せて必要です。

下剤ソムリエ第2弾、新しいタイプの下剤『モビコール』をテイスティング|効果は良好だが、味はまあまあ

ニフレック、マグコロールP、モビプレップ、大腸カメラ前処置下剤の味ついて熱く語っていると、友人からありがたくも、尊敬?呆れから「下剤ソムリエ」の称号をいただきました。

第1弾、大腸カメラ前処置薬、ニフレック、マグコロールP、モビプレップの味比べ

好評の第2弾、新しいタイプの下剤『モビコール』のテイスティング結果をお届けいたします。

●下剤ソムリエ第1弾、大腸内視鏡検査前、下剤(腸管洗浄液)味比べ|マグコロール、モビプレップ、ニフレック

■新しいタイプの下剤モビコール

モビコールは従来の下剤と少しことなる位置づけの下剤です。大腸検査前に腸をきれいにするために1Lから2L程の下剤を服用します。

大腸検査前にのむ下剤は非常に効果が高く、飲むと10回ほどトイレに行きたくなり、便は完全に腸から洗いながされ、腸の中が空っぽになります。

参考記事 ●スピードの「モビプレップ」、味の「マグコロールP」

大腸カメラの前処置として服用する液の安全性と効果は既に確立しています。

大腸カメラの前処置を、下剤として少量服用できるようになったのが、モビコールです。

■モビコールとモビプレップ内容の比較

モビプレップ

上の写真、真ん中がモビプレップです。

大腸検査前処置として服用するモビプレップ 1袋を水で溶かして2Lとして服用

マクロゴール400  200g 塩化ナトリウム  5.382g 塩化カリウム  2.03g 無水硫酸ナトリウム  15g アスコルビン酸  9.4g Lアスコルビン酸ナトリウム  11.8g

モビコール

モビコール1袋を60mlの水で溶かして服用

マクロゴール400  6.5625g 塩化ナトリウム  0.1754g 塩化カリウム  0.0251g 炭酸水素ナトリウム  0.0893g

主要成分のマクロゴール400の量に注目してみます。 モビプレップの1/30量がモビコールと設定されています。

大人の服用量が1回2袋、最大6袋までです。

通常量は、大腸検査前処置として服用するモビプレップの1/30から1/15服用となります。

緩やかに、じわっと効く容量と設定されています。

■モビコールの服用方法

モビコールは6x12cmの袋に粉末として入っています。液剤でないので溶かす必要があります。

水もしくはジュースでもよいので、1袋を60mlに溶かします。お湯のみ1杯が120mlぐらいですので、その半分量です。

私もモビコールを60mlに溶かしてみました。お砂糖のように、さっと水に溶ける感じではないですね。水を加えてもコップの底に沈むので、スプーンでかき混ぜる必要があります。

かき混ぜると簡単に水に溶けてくれます。

お砂糖が水に溶けるような感じではなく、片栗粉が水に溶けるような感じでしょうか。自然に溶けるというよりは、かき混ぜて、何とか溶かすイメージです。

■モビコールのテイスティング

60mlの水に溶かしたモビコール、特に香りはしません。甘い香りもしなければ、苦そうなにおいもしなければ、粉っぽいにおいもありません。

味です。

味は、まあまあ、というところでしょうか。

具体的には、マクロゴール400特有の甘いような苦いような味が中心です。そこに塩化ナトリウムが加わっているので、塩っぽい後味ものこります。

それぞれの味はすごく弱いのですが、甘い+苦い+塩っぽい、やや奇妙な後味です。まずい訳ではありませんので、ご安心ください。

■まとめ

大腸前処置下剤モビプレップの容量を調節した下剤 モビコール)が使えるようになりました。

1回容量はモビプレップの1/30~1/15量。

味は、甘い+苦い+塩っぽい、やや奇妙な後味です。まずい訳ではありませんので、ご安心ください。

ホームページから問診票がダウンロードできるようになりました

ご自宅で問診票をご記入いただけるようにホームページから問診票をダウンロードできるようになりました。

よろしければご利用ください。

中島クリニック診療案内のページ下部からダウンロードできます。

・中島クリニック診療案内

 

ゴルフは健康にいいのですか?|ドライバーショット、バターにご注意

ウオーキング、通勤、ショッピングどんな形でも歩くことが万病予防につながります。

座りっぱなしの生活はみんなが思っている以上に体に負担かかっていますよ、などと患者さんに話していたら、ではゴルフはどうですか?と聞かれます。

ゴルフと健康についてのお話です。

■40才から64才、スポーツによる死亡原因1位はゴルフ2位ランニング

40才から64才でのスポーツによる死亡原因1位はゴルフ、2位はランニングです。

死亡原因1位の人数としてはゴルフですが、全国内のゴフル人口が550万人といわれていますので、ゴルフ愛好家人数が多いため死亡数も結果と多くなっており、特にゴフルが危険なスポーツではありません。

2位のランニングについても同様です。ジョギング、マラソン含めランニング愛好家人数が多いため、結果としての死亡原因2位となっていますが、ジョギング、マラソンによる突然死が特に多いわけではありません。

参考記事
●マラソンでの心停止リスクと肥大型心筋症

■ゴルフは中高年の健康維持に有効

座りっぱなしの生活を避ける。ウオーキング、テニス、通勤、ショッピング、どんな形でも動くことが病気予防につながります。

参考ブログ
●歩くことを習慣にする方法|モールウオーキング

運動強度を示す指標にMETs(メッツ)があります。 METsとはMetabolic Equivalents の略語です。1METsは安静坐位を1として、その何倍酸素を消費するかを示します。

米国スポーツ医学会で推奨されている健康増進の運動量が3-6METsです。自分でゴルフバックを持ってプレーしたときの運動負荷が5.1METs相当でゴルフは中高年の健康増進に有効との海外のデータがあります。

ゴルフコースは18ホールで6km前後でしょうか。カートに乗らずあるけば7-8kmはゆっくりと歩くことになります。カートにのっても数キロは歩きますので、高齢者にとっても適度な運動となります。

こちらも海外のデータですが、ゴルフコースを歩くことでコレステロール値の改善、心肺機能の改善が報告されています。ただし、週3回ゴルフコースを歩いた場合の話で、あまり現実的ではありませんが。

■ゴルフ中どのような場面が突然死が多いのか

ゴルフ中にどのような場面で突然死起きやすいのでしょうか。心拍数と血圧の急激な上下が起きる状況がリスキーな瞬間です。

心拍数と血圧の急激な上下が起きる状況が3つあります。

1つめは、ドライバーショットです。ゴフルでの最初の一打です。ボールを遠くに飛ばすために、おもいっきりゴルフクラブを振り回します。この瞬間が危険です。

2つめは、意外や意外、パターです。軽くボールを打つだけなのですが、息をこらえたり、緊張することで心拍数と血圧の急激な上下が起きてしまうのが原因です。

3つめは、他の誰かがナイスショットをして、場を盛り上げるためにはしゃいで走り回った瞬間です。場を盛りあげるために、声を出したり走り回るのが心拍数と血圧の急激な上下を起こしてしまうようです。

力を入れて打つドライバーショットはもちろんのこと、パッティングの時にもリスクが伴うのです。

絶対に外せない、息をこらえたり、緊張するのが、心拍数と血圧の急上昇を招き、心臓に負荷を与えていると考えられます。

ゴルフは中高年の健康増進に適したスポーツですが、余り根を詰めてしないのがポイントですね。特にパッティングは息をこらえず、気軽に打つのが健康のためですね。

■ゴルフカートを使うより歩こう

ゴルフ中の不整脈、特に心室性不整脈の発生頻度を、ゴルフカートを使う場合と、歩いた場合を比較した報告があります。

ゴルフカートを使う方が体が楽なので、不整脈が少ないのかと思えば、逆です。

ゴルフカートを使う場合の方が不整脈が多かったのです。

カートを使うと、休んでいるところから急に打つことになり、打球前後の心拍変化が大きくなります。

逆に歩いてプレーしていると、すでに歩いてウオームアップできているところから球を打つので、心拍変化が小さいのがよい方に働いているようです。

カートを使わず、ゴルフ。おすすめです。

■まとめ
・ゴルフは中高年の健康増進に良好な運動量
・ドライバーショット、パターは過度に緊張したり息をこらえたりしないようにしましょう

子どものピロリ菌除菌、いつやるか?今でしょ!後でもいいでしょ!議論|論点は「除菌するかしないかではなく」「いつ除菌するか」

(Citation: ameblo.jp/kurisotsuya)

新聞の一面にこんな記事がありました。

『ピロリ菌の除菌子どもに必要?効果めぐり割れる』

(Citation: 朝日新聞朝刊201811.13)

さすが新聞、いい言葉知っていますね。

必要? 効果めぐり 割れる学会

あおり気味のタイトル、どんな内容だろうと思わず読んでしまいます。

ピロリ菌除「必要か不要」相反する意見に、侃侃諤諤(かんかんがくがく)口角泡を飛ばしている、印象です。

タイトルだけを見ると、子どもにピロリ菌除菌はいらないとの印象をもつ人もいるかもしれません。

実際に記事を読んでみると、そんな派手な内容では残念ながらありません。

こどもがピロリ菌もっていることが分かったとき、いつ除菌するか学会により判断がことなるがメインテーマです。

子どものピロリ菌除菌

いつやるか?

今でしょ!  今じゃなくてもいいでしょ! どちら

の議論です。

■ピロリ菌と胃がんの関係

ピロリ菌は胃がんの原因であることは疑う余地のないことです。ピロリ菌が感染することにより、胃の粘膜が炎症を起こしてキズつきます。胃炎が続くと、腸上皮化生とよばれる、胃なのに腸に近い状態となります。

分かりやすく並べると 正常胃→ピロリ菌感染→慢性胃炎→腸上皮化生→胃がん

正常胃から始まり、慢性胃炎、腸上皮化生を経て胃癌となります。ピロリ菌を除菌すると、胃炎が治まり胃癌の予防になる。ここまでは研究で証明されているところです。

■大人、ピロリ菌除菌いつやるか?早いほうがいいでしょ!

正常胃→ピロリ菌感染→慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃がん の流れをストップさせるためには、ピロリ菌を除去すること「ピロリ菌除菌」です。

将来起こりうる胃癌を予防するための除菌です。

30才であれば、迷いなくピロリ菌除菌治療します。

60才でも、迷いなくピロリ菌除菌です。

90才なら、胃癌予防としてのピロリ菌除菌は不要です。

年齢が若ければ若いほど、胃癌予防効果が高いのは当然です。

大人に関しては、ピロリ菌陽性が分かった時、除菌です。

■子ども、ピロリ菌除菌いつやるか?今でしょ!とは現段階では断定できない、いつするべきか結論がでるのはこれから

新聞記事に内容もどると、「ピロリ菌の除菌は成人では胃がんのリスクを低下させるが、小児では科学的根拠はないと指摘」と書かれています。

「科学的根拠はない」否定的な印象をあたえる表現ですが、よく考えれば科学的根拠ないのはあたりまえです。

中学生、高校生がピロリ菌除菌することで将来胃癌の予防につながるかどうか、証明される(科学的根拠をもつ)のは20年後、30年後です。

子どもへのピロリ菌除菌、始まったのは数年前からのなので、時間的に結果がでていないだけです。

「科学的根拠はない」イコール、治療の効果がない、ではありません。小児期のピロリ菌治療効果あります。

正常胃→ピロリ菌感染→慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃がん

の流れを止めるのは、年齢が早い方がよいのは当然です。しかし、子どもに対するピロリ菌除菌は各自治体で始まったばかりです。中学生時代にするべきか、高校生時代にするべきか、大人までまってよいのか、その答えはこれからの研究結果を待つ必要があります。

■子ども、ピロリ菌除成功率

大人に関してはピロリ菌除菌、将来の胃癌予防に当然の治療です。年齢が若ければ若いほど効果がある予防です。そこで最近各種自治体が取り組んでいるのが、中学生、高校生時代、より早い段階でピロリ菌をみつけて除菌です。

参考記事

●こどものピロリ菌感染経路|小児の80%は家族内感染

●中学生のピロリ菌感染率は5%以下|ボノプラザン(タケキャブ)、アモキシシリン(サワシリン、アモリン)、クラリスロマイシン(クラリス)の3剤併用療法で一次除菌率成功率は83%

中学生に対する除菌で成功率83%と佐賀県での取り組み、すばらしい効果をだしています。中学、高校時代、幼少期にピロリ菌除菌をしても、何ら問題はありません。

■子どものピロリ菌除菌時期、いつやるか?私見

ピロリ菌除菌は早ければ早いほどよいのは当然です。Point of no return(もはや後に引けない段階)が胃炎にもあって、そこを過ぎてしまうと除菌をしても効果が限局的です。

20代のピロリ菌陽性の人の内視鏡所見は、胃炎はあるものの萎縮性胃炎にはまだ至っていないことがほとんどです。 20代ではまだPoint of no return(もはや後に引けない段階)を越えていないとも考えられます。

お母さんなどから子どものピロリ菌検査、除菌を相談されたときには、このように答えています。

・お子さんが何才でもピロリ菌検査できます。当院では便中ヘリコバクターピロリ抗原や抗体検査で判定しています。

・ピロリ菌除菌に関しては、大人と同じ抗生剤、胃酸を抑えるPPIが使えるようになる体重40kgを越してからでどうでしょうか。

・二十歳になってから考えてもいいですね。

個人的意見ですが、子どもに関してはピロリ菌を持っていることが分かった時に除菌。体重が40kgを越す大人と同じ体格であればいつでも除菌Ok、幼少期にしらべてもいいが、20才になってから調べても遅くはない。とのスタンスで治療にとりくんでいます。

■まとめ

ピロリ菌に感染するとこで、慢性胃炎、腸上皮化生が起きて、胃がんにつながります。ピロリ菌除菌をすることで胃癌の予防となります。除菌は早い時期がよいのですが、子どもの場合、中学生時代にするか,高校生時代がよいのか、結論が出るのはこれからです。

歩くことを習慣にする方法|モールウオーキング

医者は診察の時に健康のために毎日歩きなさいと気軽に患者さんに言います。

もちろんこれはその通りです。糖尿病、高血圧全ての病気に歩く事は非常に有効です。座りっぱなしの生活が、さまざまな病気、さらには癌までも増えることが分かっています。

しかしただ歩くと言っても、なかなか習慣付かないのが現状です。

患者さんに週3~4回、1回40分から50分ゆっくりとした運動で歩くように指導しているものの、私自身は毎日の運動は全くできていません。合気道をほそぼそと、続けているのが私の運動です。

毎日の運動、そして単に歩くのはなかなか難しいものです

■モールウォーキング

ただ歩くのは難しいので何か用事と運動を組み合わせるのがつづくコツです。

モールウォーキングがお勧めです。

西宮市中島クリニックの近くからは、阪急ガーデンズ、少し離れたところにイオンモールがあります。

買い物を家の近くからショッピングモールに移すだけで、モールまでの往復のウオーキングに加えて、モール内でウオーキング、かなりの時間ウオーキングを無理なくすることができます。

さらにショッピングモールは雨が降っていても買い物、兼ウォーキングが出することができます。

通われている患者さんで、晴れたら歩いて阪急ガーデンズまでウオーキング、さらにガーデンズ内をショッピングしながらウオーキング。

雨が降ったら車でガーデンズまで、阪急ガーデンズでウオーキング兼ショッピング。

この患者さん糖尿病どんどん改善して、薬を減らすことに成功しています。

安全

雨でもできる

簡単

これらを満たしてくれているのがモールウオーキングで、続くコツです。

アメリカではモールウオーキングのツアーまで開催されています。日本ではまだほとんどそういった活動ありませんが、モールウオーキングの健康作りプログラムが西宮発で発信できれば夢がありますね。

■電車、一駅離れた駅通勤

モールウオーキング、そりゃ理想だけど、私にはそんな時間はないよ、という声が働き盛りのビジネスマンから聞こえてきそうです。

毎日電車通勤しているビジネスマンの方であれば一駅離れた駅から電車に乗るのがおすすめです。

朝は忙しいので一駅離れたところから電車に通勤電車通勤するのは難しいかもしれませんが、帰り一駅手前で降りて帰ってくる事はそんなに難しくはありません。

駅の距離は一駅1km前後ですので、十分とまではいきませんが、歩く習慣づけには十分な距離です。

ダイエットと同じで、歩こうと思っても三日坊主になることはめにみえています。

買い物、通勤、何かと運動をくっつけるのが続くポイントです。

■さらに時間が取れない人は、週1日だけの運動でも効果あり

通勤電車、一駅手前で降りて歩く余裕ないと、と言う声も聞こえてきそうです。

でも、安心してください。運動は毎日する必要はありません。もちろん緩やかな運動を毎日するのは理想ですが、週1回の運動でも、1回以上の効果あります。

昔は週一回だけの激しい運動は体に逆に悪いと思い込まれていましたが最近の研究で週一回の運動でも充分効果があることがわかってきました。

参考ブログ
●長生きしたければ運動|週1回でも効果あり

●週末だけ運動する『Weekend Warrior週末戦士』でも効果あり。死亡率低下|忙しくて毎日運動できない方に朗報。週1-2回だけの運動でも有効

週末だけ運動する『Weekend Warrior週末戦士』でも週3回運動する人と同等の効果です。

■まとめ・モールウオーキングで座りっぱなし生活(sedentary lifestyle)からの脱却をめざそう

国際化と看護|日本と世界で実践するグローバルな看護をめざして

ポストに分厚い郵便物が入っていました。封を切ると発刊されたばかりの「国際化と看護~日本と世界で実践するグローバルな看護をめざして~」が届いていました。今月上梓されたばかりの本です。

■医療通訳者の研修風景

医療通訳者の研修を中島クリニックで行った時の写真が本に掲載されています。

みなさんメモをとって熱心に研修に取り組まれている姿が伝わってきます。

私は青の検査着姿です。中島クリニック開業以来、10年以上、ワンパターンのこの格好で過ごしています。

■##外国の方の診療

中島クリニックでは、外国の方の診療も時々ですが行っております。関西学院が近くにあるので、教員の方や留学生が多い印象です。留学生の国籍はさまざまで、アメリカ、カナダなど英語圏の方以外に、アフリカ、東南アジアからの方もいらっしゃいます。

日本語で書かれた問診票を記入するのは敷居が高いので、英語の問診票も用意しています。

英語圏の方とは英語で診療、東南アジアやアフリカの方とも英語でなんとか診療をしています。

内科・消化器内科を専門としていますので、内科領域の病気の専門用語(テクニカルターム)はもちろん知っていますので英語で診療はそれなりにできます。母国語で診療を受けることが出来た安堵感からか内科の病気以外に、話が広がり、関節痛、不眠、うつなど内科以外の話に飛ぶことがしばしばあります。知識のみならず語彙不足から私のテンションが急速にトーンダウンしてしまう瞬間です。

専門外、特に心療内科領域を英語で診療するのは、なかなか難しいものです。

微力ながら、在留、訪日外国時の方の診療にも取り組んでいます。

訪日外国人が年間2000万人を越え、医療者だれもが在留・訪日外国人の診療と多かれ少なかれ接点がある時代に入ったのではないでしょうか。

私自身は英語で心療内科的な相談もできるレベルの英語へのステップアップが目標です。

■international nursingとtranscultural nursing

国際化と看護についての書籍ほとんどないのが現状です。

国際化と看護~日本と世界で実践するグローバルな看護をめざして~、私は執筆に直接携わっていないのですが、この本将来、外国人への看護や国際協力活動などに興味のある方にはおすすめです。

在留・訪日外国人の患者さんへの看護や海外での看護について具体的な事例を通して解説されています。

「transcultural nursing」相手の文化や背景に配慮した看護について書かれています。

■まとめ・訪日外国人が年間2000万人を越す時代、医療者だれもが在留・訪日外国人の診療と多かれ少なかれ接点がある時代になってきています。

肺炎に抗菌薬(抗生物質)を投与しない選択とは|成人肺炎診療ガイドライン2017一般社団法人日本呼吸器学会

細菌性肺炎に抗菌薬(抗生物質)投与、当然の治療です。聴診、レントゲンや臨床症状で肺炎の診断します。診断の次は重症度を判断。通院で治療するか、入院が必要か判断します。そして、抗菌薬(抗生物質)の投与です。

2017年の日本呼吸器学会が刊行した、成人肺炎診療ガイドライン2017に「治療しない」選択肢が盛り込まれました。驚きの内容ですが、ごくごく限られた状況下での話ですので、その点、ご留意ください

■肺炎診断の第一歩、重症度診断

肺炎と診断、その次にすることは重症度診断です。

20年程前は肺炎と診断したら、即入院治療でした。その後医療が発達して、入院せずに治せる肺炎もあることがわかってきました。

若い方の軽症の肺炎などは通院で治療できます。逆に高齢者、呼吸状態が芳しくないときは即入院、場合によってはICU(集中治療室)での治療が必要です。

時代とともに診断、治療ともに医学が発達、治療方針が変遷してきています。

参考記事

●肺炎の診断、つぎにするべきは重症度判定。日本呼吸器学会のA-DROPを参考に通院治療・入院必要を判断

■肺炎と診断した後、抗菌薬(抗生物質)を投与しない選択がガイドラインに盛り込まれた

肺炎を治療。当然です。

ところが、肺炎と診断した後、抗菌薬(抗生物質)を投与しない選択もありうるのです。

ごくごく限られた状況下での話ですので、その点、ご留意ください。

その限られた選択肢とは癌末期の肺炎や繰り返す誤嚥性肺炎などです。

寝たきり状態であったり、癌末期などの免疫、全身状態が呈かした「結果」として合併する肺炎などの場合です。

抗菌薬投与で肺炎が一旦、軽快しても、全身状態が芳しくないため肺炎を繰り返します。そのような場合、抗菌薬投与は一種の延命治療に相当するのではないかということです。終末期の心肺蘇生、点滴加療と同じで、抗菌薬投与するかしないかは、個人の考え方意志、QOLを尊重した結果で判断する選択枝がガイドラインに盛り込まれました。

ケアを中心とする抗菌薬を投与しないという選択肢です。

(Citation:成人肺炎診療ガイドライン2017一般社団法人日本呼吸器学会)

■認知症患者さんでの、抗菌薬投与、肺炎、寿命との関連

これまでの日本では、社会通念上、肺炎と診断された際に抗菌薬を「投与しない」という選択枝はありませんでした。

重度の認知症患者さんに抗菌薬を投与する方がよいのか、しない方がよいか、議論になることは日本ではかってなかったのです。

抗菌薬を投与した方がよいのか、寿命が延びるか、息苦しさなどの自覚症状やOQLは改善するのか、根拠となるデータは日本には存在しません。

一方、アメリカでは、個人の意志、QOLを重んじることを最優先事項とする社会です。

驚くべきアメリカからの報告があります。重度の認知症患者さんに、抗菌薬を投与した、抗菌薬を投与しない場合を検討した、前向きに経過をフォローしたコホートがあります。

結果は抗菌薬を投与することで生命予後は改善します。重度の認知症が背景にあるのでどうしても肺炎を繰り返してしまいます。それでも抗菌薬を投与した方が寿命は延びるのです。

このコホートには、その続きの話があり、患者さん自身の苦痛の度合いをEnd-of-Life inDementia scaleで調べています。

抗菌薬を投与しても患者さんのQOL(苦痛)は改善しない結果でした。

重度の認知症患者さんにとって、抗菌薬投与が延命措置に相当するとの解釈も出来る結果です。この論文を読んで複雑な気分になります。

従来日本の社会通念上からは、患者さんの状態に関係なく肺炎に抗菌薬を投与するのが当然でした。

しかし、癌末期の肺炎や繰り返す誤嚥性肺炎には、個人の考え方意志、QOLを尊重した、ケアを中心とする抗菌薬を投与しないという選択肢も考える必要がある時代に遅ればせながらなってきました。

(Citation: Givens JL et al. Survival and comfort after treatment of pneumonia in advanced dementia.Arch Intern Med. 2010 Jul 12;170(13):1102-7)

■まとめ
・肺炎は重症度診断、適切な治療です
・癌末期の肺炎や繰り返す誤嚥性肺炎には、個人の考え方意志、QOLを尊重した、ケアを中心とする抗菌薬を投与しないという選択肢がガイドラインに盛り込まれました。

中島クリニックブログ、RSSリーダー登録ボタン設定しました。ご活用ください

■効率的に医学情報を収集する方法

最新の医学情報を得るためには論文原著を読む必要があります。ほとんどの論文は英語で書かれていますので、いくら英語を読むことに慣れても、母国語である日本語に比べると読むのに時間がかかってしまいます。

医学知識、最新の情報を分かりやすくブログで紹介してくれている先生が多数いらっしゃいます。

私は小児科、内科、特に消化器領域の記事を書かれている先生のブログをいくつか定期的にフォローしています。

医師が書いているブログの多くは、週刊誌や新聞の吊り広告のような奇抜な内容はありませんが、自分のことばで、自分の臨床の場での経験が書かれていて、大変勉強になります。

■RSSとは

私もブログを15年続けています。日々の診療で患者さんにからの質問に答える内容を中心に書いています。

ブログは https://www.nakajima-clinic.com/category/blog/ に書かれていますが、その内容をRSS形式でも提供しています。

RSSとはReally Simple SyndicationやRich Site Summaryの略語でブログの更新情報、タイトル、日付、内容の要約を配信する形式のことです。

RSSをどう活用するかを説明いたします

■RSSリーダー

RSS リーダーとよばれるアプリが、スマホやパソコン用に作られています。

Feedlyという便利なRSSリーダーがあります。

ここに、日々チェックしているブログのRSSを登録しておきま。ブログが更新されると新着情報としてFeedlyがタイトル、日付、見出しを表示してくれます。

例えば10人のブログを読んでいるとすれば、10個のブログをそれぞれ開いて内容を確認する必要があります。

RSSリーダーに10人のブログを登録しておくと、自動的に10個のブログの情報を集めてきて、一つの画面にずらずらと並べて表示してくれます。

Feedlyで中島クリニックRSS情報を表示すると↓↓↓ こんな感じで記事が並びます。

短時間で複数のブログ情報を把握することができます。

■中島クリニック ブログ RSSリーダー登録用アイコン設定

以前から中島クリニックブログはRSSリーダーに対応していたのですが、手動で登録する必要がありました。

プログラムを設定、RSSリーダー登録用のアイコンをホームページに設定しました。

画面右上の赤丸でかこんだアンテナのようなマークです↓↓↓

画面右上にある、アンテナのようなマークをクリックしてRSSリーダーに簡単に登録できるようになりました。

是非ご活用ください。

■まとめ
・RSSリーダーを活用することで情報収集が爆速化

長生きしたければ運動|週1回でも効果あり

健康で長生き、万人の望むところです。長寿薬あればよいのですが、そのような物は残念ながら存在しません。

簡単に出来て効果が確実なこと「運動」です。なんだ、そんなこと分かっているよ、と思うかもしれませんが、みんが思う以上に運動は効果的です。

■運動するだけで死亡リスクが40%も低下

運動の効果調べるにはどうすればよいでしょうか。実に単純なことです。運動を全くしない人、運動を習慣的にする人を10年15年と長い時間経過を追って、発病率、死亡率を比べる。どちらが長生きするかの比較です。

もちろん喫煙率、持病などの影響をうけますので、それらを補正して計算します。

多くの報告がありますが代表的な研究を紹介いたします。 2000年Arch Intern Medの報告です。

運動しない人、運動する人、女性13,375人、男性17,265、計3万人をランダムに選んで14.5年間フォローしています。

血圧、コレステロール値、中性脂肪値、肥満指数(BMI)、喫煙などを加味して検討しています。

(Citation: Andersen L et al. All-cause mortality associated with physical activity during leisure time, work, sports, and cycling to work.Arch Intern Med. 2000 Jun 12;160(11):1621-8.)

結果、相対危険度0.68 (95% confidence interval, 0.64-0.71)、 運動するだけで、死亡リスクは2/3に低下しています。

たかが運動、されど運動、効果絶大です。

■運動の回数、強度は問わない

週4回以上の運動が体によいと言われていましたが、最近の研究で週1回でも効果があることが分かってきています。

参考記事
●週末だけ運動する『Weekend Warrior週末戦士』でも効果あり。死亡率低下|忙しくて毎日運動できない方に朗報。週1-2回だけの運動でも有効

忙しくて毎日運動できない人、週1回でもいいので運動をおすすめします。

■運動や重力不可が骨を強くするのに不可欠

運動は骨にも効果てきです。座りっぱなしで運動せず、ビタミンDやカルシウムを摂っても骨は硬くなりません。

骨を強くするためには、ビタミンDカルシウムも必要ですが、重力不可が不可欠です。

参考記事
●運動や重力負荷が体に大切|宇宙飛行士の骨密度減少

■スポーツは長寿薬、テニス、バトミントンが効果大、スポーツジムの効果は限定的

The Copenhagen City Heart Study (CCHS) はデンマークのコペンハーゲン行われた(そして今も継続中)のコホート研究です。心血管疾患、特に急性心筋梗塞(AMI)の危険因子、喫煙、アルコール、肥満、糖尿病など詳細な問診で検討しています。

The Copenhagen City Heart Study の一環として、スポーツの種類と生命予後を検討しています。

8577人を25年間、1991年からフォローしています。

以外な結果となりました。

全く運動しない人と比べた寿命が、運動することで伸びます。その効果はスポーツの種類で異なります。

テニス 9.7年

バドミントン 6.2年

サッカー 4.7年

サイクリング 3.7年

水泳 3.4年

ジョギング 3.2年

体操(calisthenics) 3.1年

ジムでの運動 1.5年

ジョギングや水泳などの緩やかな有酸素運動が良くて、サッカーやテニスなど激しい運動はあまり寿命に寄与しなさそうですが、現実は、全くもって予想外の結果です。

テニス、バドミントン、サッカーなどの比較的激しいスポーツが効果大

残念ながら効果が乏しいのは、スポーツジムでの運動でした。

人とコミュニケーションをとりながらする、スポーツが寿命を延ばす効果絶大です。

まとめ
・運動は百薬の長、寿命を延ばす
・週1回の運動でも効果あり
・スポーツの種類により寿命を延ばす効果が異なる、テニス、バドミントンが効果的