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コーヒー摂取は死亡リスクを下げる|1日3-4杯のコーヒーが最も有効

  • heiwamed0002team
  • 2021年12月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月26日

胃カメラ結果を説明した時に、今日も患者さんから「コーヒー飲んで大丈夫でしょうか」と遠慮がちに聞かれました。 みなさん、コーヒーは胃に悪いイメージをもっているようです。 そんなことないですよ。 胃潰瘍でもあれば、さすがにしばらく控える必要ありますが、そうでなければ全く問題ありません。 最近の研究で、コーヒーが死亡率を下げることが分かってきました。体に悪いのではなく、逆に体にいいのです。 国立がん研究センターが多目的コホート研究(JPHC研究)として40-69才の男女約9万人を追跡調査しました。コーヒー摂取と全死亡、その原因を検討した結果です。

(引用:国立がん研究センター多目的コホート研究JPHC)

コーヒーをほとんど飲まない群 1日1杯未満 1日1-2杯 1日3-4杯 1日5杯以上の群 に分けて全死亡リスクを検討 ほとんど飲まない群を 1.00とすると1日1杯未満  0.911日1-2杯  0.851日3-4杯  0.761日5杯以上 0.85 コーヒーを飲む人の方が死亡リスク低かったのです。 しかも、そのリスクは、1日4杯までは、飲む量に比例して、リスクが低下する傾向があります。

さらに、死因別のリスクを解析すると、 コーヒーを飲む人の方が、心疾患リスク低い コーヒーを飲む人の方が、脳血管疾患低い コーヒーを飲む人の方が、呼吸器疾患低い コーヒーを飲むことで「心疾患」「脳血管疾患」「呼吸器疾患」全て減っているのです。 海外の報告でも同様の傾向です。 (Citation:Ding M et al. Association of Coffee Consumption With Total and Cause-Specific Mortality in 3 Large Prospective Cohorts. Circulation. 2015 Dec 15;132(24):2305-15. )

コーヒーを飲まない人に比べ、1杯飲む人より2杯飲む人2杯飲む人より3杯飲む人3杯飲む人より4杯飲む人の方が死亡率低下しています。 さらに、興味深いのはこの研究では デカフェ(カフェインが入っていないコーヒー)を飲む人の死亡リスクも調べています。 デカフェを飲んでいる人でも、コーヒーを飲まない人よりも死亡リスクが低下しています。 デカフェでも死亡リスクを下げる効果があります。 妊娠や授乳中など、カフェインをひかえた方が良い時はデカフェを愉しむのも、いいですね。

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