top of page

空の検索で420件の結果が見つかりました。

  • 誰でも簡単に操作できるかもしれない大腸内視鏡がアメリカで開発された話

    かっては日本人は胃がん、アメリカ人は大腸がんが多い民族であると言われていた時代があります。 そんな俗説は過去のものとなりつつあります。 飽食の時代、日本でも増え続けている癌があります。 大腸がんです。 早期発見、早期治療にての大腸がん根治が大切です。 しかし、早期発見のためには大腸カメラをうける必要があります。 おしりからカメラを入れる検査、なんだか辛そうで、精神的な敷居が高いのは確かです。 しかもジャバラ状に曲がりくねった、大腸の中をスムーズに一番奥にまで、そして痛くないようにカメラを操作するのには 医師の熟練 が必要です。 熟練した内視鏡医は、左手でのカメラの上下左右操作、左手での脱気送気操作、右手でのねじりトルクとスコープを前後させる協調操作、全てを同時進行しながら大腸検査を行っています。 大腸カメラは手技的な難易度が高く、術者(検査を行う医師)の技術に依存するところが多い検査いわれるのがその理由です。 だれでも簡単に操作できる(かもしれない)大腸カメラのアメリカでの開発 術者の技術に依存せず、だれでも簡単に操作できる大腸カメラを作れないか と誰もが考えます。 このテーマに真っ向から取り組んだアメリカからの報告を紹介いたします。 結論から言えば、まだまだ未完成ですが、アイデアはおもしろいです。 大腸の走行は人によって千差万別で、場合によっては癒着などのために非常に鋭角を形成していることもあります。 上記のように脱気して大腸内の空気量を調節して、トルクと左右上下動作の協調で、この鋭角を越えていくのが大腸カメラです。 必要は発明の母、いかに大腸カメラスムーズにすすませるか らせん状のコイルを推進力として大腸カメラを前にすすませるアイデア、アメリカだから出たと感じます。 良い意味でも、逆の意味でもです。 内視鏡に関する医療の進歩の中心は、当然ながら技術の研鑽、医師のスキルアップです。 大腸カメラの挿入方法を解説する医学書が多数あるのもうなずけます。 そして、それを支える道具(大腸カメラ)そのものの発達です。 内視鏡は長いスコープの先端にカメラが付いていますので、スコープの材質が非常に大切です。軟らかいながらもコシ、トルクが伝わるスコープ開発です。 技術研鑽中心の日本的な発想の弱点は、大腸カメラ挿入が特殊技術すぎることです。術者依存度が高いので、大腸カメラを操作できる医師の数に限りがあります。 一人の熟練した医師が育つのに時間もかかります。 アメリカ的な発想で、そんな難しい技術なら、だれでも操作できるレベルに落とし込もう。 今回アメリカからの報告は、もっとも大切な技術の部分を、機械でなんとしようという試みです。 増え続ける大腸がんに対する内視鏡医が相対的に不足しているのかもしれません。 必要は発明の母です。  写真のように、大腸カメラの先端にらせん状の機械をとりつけています。 このらせんを回転させることで推進力として前スコープがすすむのです。 電動スパイラル大腸内視鏡です。 らせん状機械をつかった大腸カメラ完遂率96.7% このらせん状の機械を付けた大腸カメラを受けた報告が2018年5月に発表されています。 検査を受けた人数30人 回盲部までの全大腸挿入平均時間、7.1分 回盲部までの全大腸挿入完遂率、 96.7% 30人の検査を、この機械を使って行い、29人が奥まで観察することができた結果です。 大腸検査技術を言葉で表すのは難しいのですが、カメラを一番奥まで挿入して全大腸を観察する、 大腸カメラ検査完遂率は一つの指標となります。 まずまずの結果といえると思います。 中島クリニック大腸カメラ、完遂率99.1~100% 2016年、2017年は600~700例の大腸検査を行っておりますが、全例大腸の奥まで検査できております。 婦人科術後、癒着症例、等々過去に大腸カメラ困難であった方も含まれた中での100%の完遂率です。 大腸カメラを奥まで挿入する時間は平均で4分でした。 当院では、アメリカから報告のようならせん状の補助器具に頼る必要は全くないのが現状です。 とは言え、日本でも増え続けている大腸がん撲滅にむけて内視鏡医の数は足りていない現状を考えると、挿入難易度をさげる、らせん状補助器具の安全性確立、普及に期待する気持ちあります。 まとめ 大腸がん早期発見、早期治療のためには大腸カメラによる精密検査が重要です。 大腸カメラは操作が複雑で医師の熟練が必要な検査ですが、操作難易度を下げるらせん状の補助器具開発の報告がアメリカからありました。 現段階では研究段階ですが、安全性が確立され普及するかどうか今後に期待するところです。

  • 春は片頭痛がふえる季節。運動と睡眠で片頭痛予防

    おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 ようやく寒さがやわらいで過ごしやすくなってきました。気候のかわりめに起きやすいのが片頭痛(へんずつう)です。日本人の10人に1人がもっています。あんがい多くの方が片頭痛で困られています。朝から片頭痛がでてしますと、一日憂鬱ですよね。片頭痛は気候の変化や生活リズムの変化に敏感で頭痛の引き金となります。片頭痛の予防方法についてお話します。 片頭痛の予防のためには ウオーキングなどの有酸素運動軽い運動が効果的です。 十分な睡眠睡眠不足が続くと片頭痛の引き金となってしまいます。睡眠不足はダメなのですが長く寝るのが良いわけでもないのです。睡眠不足解消のために週末に寝だめをすると、寝だめを引き金に片頭痛がおきてしまいます。生活リズムの極端な変化がよくないのです。週末の寝坊は体調崩す原因となりますのでさけましょう。週末も寝坊せずいつもと同じ時間に起床がおすすめです。 気候のかわりめに起きやすい片頭痛、適度な運動と睡眠で予防しましょう。 今日も素敵な一日でありますように。

  • 今年最後の、、、

    おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。感染対策を意識しながらの1年間ほんとうにお疲れさまでした。 【質問】還暦を過ぎたのですがタバコを今からやめて意味ありますか? 【答え】はい!何歳でタバコをやめても意味あります。健康のために禁煙に挑戦してみてください。 タバコをやめる年齢が若ければ若いほどよいのはもちろんですが、何歳から禁煙しても遅すぎることはありません。 タバコをは肺がんのリスクを高めます。タバコをやめることで肺がんのリスクがどれぐらい下げることができるか解析したアメリカの研究報告があります。 35歳までに禁煙すると ほぼ100% 45歳までに禁煙すると 89% 55歳までに禁煙すると 78% 65歳まで禁煙すると 56% 早く禁煙(35歳までに)するとタバコを吸わない人と同じぐらいにもどる。65歳をすぎてタバコをやめて肺がんのリスクは下がります。 何歳でタバコをやめても遅くありません。 愛煙家のみなさま。来年の抱負「卒煙」はどうでしょう。 今日も素敵な一日でありますように。

  • はしか(麻疹)が流行ると受ける相談、はしかの抗体調べたほうがいいでしょうか?|麻疹FAQ

    海外から日本への持ち込みによる、はしか流行 沖縄で海外渡航者からのはしか(麻しん)が流行しているのは。ニュースなどで報道されている通りです。 参考記事 ●はしか(麻疹)輸出国から輸入国になった日本のとるべき行動|はしか(麻疹)ワクチン2回接種率の向上 空気感染する「はしか」 はしかのRo値18 18は、一人の感染者が18人に感染を広める感染力をもつことを示す数値です。 地球上で、最強の感染力をもつウイルスが「はしか」です。 麻疹抗体検査の前にするべきこと メディアで、沖縄での麻疹の報道を聞くと 自分がはしかに対する抵抗力を持っているか 不安になるのは当然です。 外来で 「先生、はしか大丈夫か、血液検査した方がいいでしょうか?」 「はしか心配です、採血してください」 など、はしかに対する不安の声が多数聞かれます。 採血で「麻疹抗体」を調べることで ましんに対する免疫(抵抗力)をもっているかどうか 分かります。 相談をうけた方に、 次の2点確認すると、 ・過去に麻疹に感染したことがあるか? ・麻疹ワクチンを受けたことあるか? どちらも「ない」方、 結構いらっしゃいます。 その場合、そもそも抗体検査をすることが無意味です。 抗体検査結果(-)であることが分かっていますので。 麻しんワクチン接種したことない 麻疹にかかったことない 場合、 抗体検査するよりも、まずワクチン接種です。 麻疹抗体検査よりも、ワクチン接種を優先するべき人 麻疹ワクチンを接種よりも、まず抗体価で免疫をもっているかどうかチェックするべき人 以下の場合でしょうか ・麻疹(はしか)に罹ったことがある方 ・麻疹ワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を2回、接種終えている方 ・妊娠中(妊娠中は麻疹ワクチン接種できませんので) 麻疹に感染した人は、高い抗体価(抵抗力)を獲得していますので、多くの場合ワクチン不要です。 昔の時代に突発性発疹などを麻疹と診断うけていることもありうるので、抗体価チェックは大切です。 逆に抗体をチェックするよりも、ワクチンを優先した方がよいのは以下の場合です ・麻疹ワクチンを1回も接種したことない ・麻疹ワクチンを1回しか接種していない 全くワクチンを受けたことない方がワクチン接種は当然ですが、 1回しか接種していない方も、 抗体チェックするよりも ワクチン接種必要なこと、 重要ポイントです。 1回接種ではvaccine failureとよばれる、ワクチンを接種しても 抗体獲得できないことが一定の割合であります。 麻疹ワクチンだと5%位でしょうか。 1回接種では不十分で、2回接種が必要です。 ((Citation: Centers for Disease Control and Prevention measles/parent-infographic) 麻疹抗体検査、種類、結果判定 空気感染する「はしか」に備えるのは ワクチン接種が唯一の方法です。 ワクチンで十分な免疫力が獲得できているかは 採血で分かります。 何種類か測定方法があります。 代表的な方法にIgG測定、NT、PAがあり 結果の基準値がそれぞれ異なります EIA法-IgG 16.0以上 NT法 8倍以上 PA法 256倍以上 上記より大きな数値であれば、 十分な免疫があると判断できます。 まとめ ・空気感染する「麻しん」への備えはワクチンが唯一の方法 ・「麻しん」に対する十分な免疫をもっているか採血で分かる

  • 腎機能障害 専門医紹介のタイミング

    腎臓の病気を患っている方の数は年々に増加傾向にあります。 現在33万人が透析治療中、さらに毎年4万人が新規透析導入となっています。 透析導入予防のために、腎機能障害の早期発見、生活改善および治療が重要です。 中島クリニックのある西宮市でも、特定健診で腎機能障害を早期に発見、生活改善をするために「西宮市国民健康保険 慢性腎臓病(CKD)予防連携事業」がスタートしています。 腎臓専門医のみならず、一般内科医も患者さんの腎機能を慎重にフォローする必要がある 腎障害進行予防のため、腎臓専門医のみならず、一般内科医、さらには消化器内科医、循環器内科医など各科に専門特化している医師もみな、腎機能に留意していく必要があります。 日本腎臓学会と日本糖尿病学会専門医間の紹介基準を作成した基準があります。糖尿病でフォロー中の患者さんが腎障害を併発したときにどのタイミングで腎臓専門医にコンサルトするかの基準です。 糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準は、糖尿病専門医だけでなく一般内科医の日々の診療でも意識しておく必要があります。 日本腎臓学会と日本糖尿病学会が作成した紹介基準 日本腎臓学会と日本糖尿病学会は両学会の専門医間の紹介基準を作成し、学会のホームページに内容をアップしています。 内容は以下のリンクからPDFで提供されています。 日本糖尿病学会と日本腎臓学会 専門医間の紹介基準について (Citation: 日本腎臓学会ホームページ https://www.jsn.or.jp/topics/notice/_3537.php) 糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準  コンサルトのタイミング 紹介基準に具体的な数値が記載されていますが ・尿タンパク量 ・eGFR を慎重にフォローしていくことがポイントです。 0.5 g/gCr 以上の尿蛋白 入院中の患者さんでは1日蓄尿が可能ですが、日常診療で1日蓄尿で蛋白量の確認は困難です。 随時尿のクレアチニン補正(UPCR)で1日尿蛋白量を推定できます。 eGFRは年齢で基準がかわります。 40歳未満は60ml/min/1.73m2 未満 40歳以上75 歳未満は45 ml/min/1.73m2 未満 75歳以上は45 ml/min/1.73m2 未満 となります。 糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準 (紹介後は診断結果に応じて併診あるいは糖尿病専門医での糖尿病治療の継続) 糖尿病網膜症を伴わない 0.5 g/gCr 以上の尿蛋白 集学的治療後も遷延する 0.5 g/gCr 以上の尿蛋白 円柱もしくは糸球体型赤血球を伴う顕微鏡的血尿かつ 0.5 g/gCr 以上の尿蛋白 顕性蛋白尿を伴わない腎機能低下(年齢別) 40歳未満:eGFR 60ml/min/1.73m2 未満 40歳以上75 歳未満::eGFR 45 ml/min/1.73m2 未満 75歳以上:eGFR 45 ml/min/1.73m2 未満で腎機能低下が進行する場合 3 か月以内にeGFR が30%以上低下する急速な腎機能低下 糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準  治療管理依頼のタイミング 腎機能が悪化して、腎臓専門の継続治療管理が必要となる基準です。 ネフローゼや重度の腎機能障害(eGFR 30ml/min/1.73m2 未満)の状態です。 主に腎臓専門医による継続管理を目的とした紹介基準 (紹介後は腎臓専門医での継続管理あるいは糖尿病専門医との併診加療) 保存期腎不全(eGFR 30ml/min/1.73m2 未満) ネフローゼ症候群(血清アルブミン値3.0g/dL 以下かつ尿蛋白3.5g/gCr 以上) eGFR 10 ml/min/1.73m2/年以上の腎機能低下 薬物療法が必要な電解質異常 (高カリウム血症、高リン血症、低カルシウム血症)や代謝性アシドーシス 薬物療法が必要な腎性貧血あるいは ESA 低反応性貧血 (複数回の検査で Hb 値11g/dL 未満) 治療抵抗性の体液貯留(心不全・浮腫)や高血圧 かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準 かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準が日本腎臓学会と日本糖尿病学会ホームページにアップされています。 内容は以下のリンクからPDFで提供されています。 かかりつけ医から専門医・専門医療機関への紹介基準 まとめ 腎臓の病気を患っている方の数は年々に増加傾向にあり、腎臓専門医のみならず、一般内科医も患者さんの腎機能を慎重にフォローする必要がある時代です。 糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準が学会から提唱されています。紹介基準に具体的な数値が記載されています。 ・尿タンパク量 ・eGFR を慎重にフォローしていくことが大切です。

  • 胃カメラ検診、胃がん死亡率を低下させる効果明らかに|胃がん健診にはバリウムと胃カメラどちらがおすすめ

    胃がん検診で真っ先に頭に思い浮かぶのは、バリウム検査です。台の上にのって、右を向いたり、左を向いたり、ぐるっと回って胃を撮影する検査です。ドラマ白い巨塔で財前教授が自身の胃がんの診断をうけるのもバリウム検査でした。 胃がん検診といえば、バリウム検査(胃透視検査)でした。胃バリウム検査は胃がん検診として有効性が認められています。最近ではより精密な検診を行うため、バリウムではなく胃がん検診を胃カメラ(内視鏡)で行う施設も増えてきています。 胃カメラと胃バリウム検査、検診はどちらがよいのでしょうか 胃カメラと胃バリウム検査、検診はどちらがよいのでしょうか 胃バリウム検査はバリウムをのんで胃の形を撮影して、病気を見つける検査です。一方、胃カメラ検査は直接胃の中をカメラで観察して病変を調べます。白黒の画像である胃バリウム検査とカラーの映像で確認する胃カメラ、もちろん胃カメラの方が精密なことは明かです。 ドックで胃カメラと胃バリウム、選択できれば胃カメラをおすすめいたします。 胃カメラ検診、胃がん死亡率を低下させる効果明らかに 胃カメラ検診、胃がん死亡率を低下させる効果明らかに 胃カメラと胃バリウム検査、もちろん胃カメラの方が精密検査なのは直感的にだれもが理解できるところです。 医学は直感だけではなく、きちんと効果が証明されることが大切です。実は、胃カメラと胃バリウム検査どちらがよいか比較した検討はありそうでほとんどなかったのです。 1600万人という大人数を対象とした韓国でのコホート研究、胃がん検診として胃カメラの方がバリウムに比べはるかに役に立つことがあきらかになりました。 (Cittaion: Jun JK et al. Effectiveness of the Korean National Cancer Screening Program in Reducing Gastric Cancer Mortality.Gastroenterology. 2017 May;152(6):1319-1328) 全く検診を受けていない人を1とすると胃カメラでもバリウムでも検診を受けている人の胃がんによる死亡率は0.79 (95% CI, 0.77-0.81)に低下します。検診を受けるだけで胃がん死亡率が20%もさがります。胃カメラでもバリウムでも何らかの検診は有効です。 胃カメラ検診でオッズ比0.53 (95% CI, 0.51-0.56) 、胃カメラを受けることで胃がんによる死亡率は半分に減ります。 バリウム検診のオッズ比0.98 (95% CI, 0.95-1.01) 、バリウムの胃がん死亡率抑制効果あるのの、わずかでした。 胃カメラ検診の効果、1回受けた人、2回受けた人、3回以上受けた人の比較 胃カメラ検診の効果、1回受けた人、2回受けた人、3回以上受けた人の比較 興味深いのが胃カメラ検診を受けた回数と、胃がん死亡率の関係です。 検診を1回受けただけでもオッズ比0.60 (95% CI, 0.57-0.63)、40%胃がん死亡率低下。 検診を2回受けると、オッズ比0.32 (95% CI, 0.28-0.37)、70%死亡率低下。 検診を3回以上受けた人は、オッズ比0.19 (95% CI, 0.14-0.26) 、80%も胃がん死亡率低下、1/5に胃がん死亡率を減らす効果がありました。 胃がん検診における、胃カメラの効果明かです。単回(1回だけ)よりも、2回、3回と定期的に胃カメラを受けることで、胃がん死亡率をさらに下げる効果が高まります。 まとめ まとめ ・胃カメラ検診、胃がん死亡率を低下させる効果あり・ドックで、胃バリウムと胃カメラ検診迷ったら胃カメラを選択 関連動画 関連動画

  • 老化は足から。足の筋力低下は20代後半からはじまる。

    おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 爽やかな秋晴れがつづいていますね。 おいしいパン屋さんがあると聞いて、週末自転車で隣のまちまで出かけました。Tシャツでも少し暑いぐらいの陽気。いい運動になりました。 インフルエンザワクチン予約終了します。当院へ割り当てられているワクチンの予約数に達しました。 11月中旬に再度ワクチン割り当てがあれば、このラインで案内させていただきます。ご不便おかけいたします。 【質問】筋肉のおとろえは何歳ぐらいから始まるのですか? 【答え】50代や60代からと思われている筋力の低下ですが、思っているより若い時からはじまります。 ふとももの筋肉(大腿四頭筋だいたいしとうきん)は20代後半から減りはじめます。腕や体幹の筋肉のおとろえも40代ぐらいから始まります。 老化は足からと言われますが科学的に正しいのです。 人生100年時代。足腰を鍛えて健やかにすごしましょう。 今日も素敵な一日でありますように。 中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ) https://www.nakajima-clinic.com/

  • 「先生、何か元気になる薬ありませんか」Exercise is Medicine

    おはようございます。中島クリニック院長 中島敏雄です。 診察室でよく受ける相談患者さん「先生、何か元気になる薬ありませんか」 私「病気を治す薬はあっても、元気になる薬ないんですよ」 私「そんな薬あったら、覚○剤ですよ」 と冗談交じりで話しています。 でも、ありましたすごい薬! それは、心臓に良く、血圧を下げ、糖尿病のリスクを減らし、太りにくくする。がんや骨粗鬆症の予防にも効果があある。さらにはうつ病のリスクも下げてくれるのです。 この魔法のような薬の正体は 「運動」 なのです。 運動は、健康を維持するための万能薬と言えます。血液の循環を促進することで、高血圧や心臓病の予防につながります。運動することでインスリンの感受性が高まり、糖尿病の予防にも役立ちます。骨を強くするためにも運動は重要です。骨密度を高める効果があるため、骨粗鬆症の予防に効果的です。海外では、Exercise is Medicine.(運動は薬)と言われます。 運動を生活に取り入れることで、多くの病気のリスクを減らし、健康な生活を送ることができるのです。例えば、車を使わずに歩いたり、エレベーターの代わりに階段を使ったりすることで、日常的に運動を取り入れることができます。私は車通勤をやめて自転車通勤をはじめました!何か体を動かすことはじめてみませんか。 今日も素敵な一日でありますように。中島クリニック(内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ) https://www.nakajima-clinic.com/

  • 糖尿病の人はがんになりやすい?大腸がんの発症リスクの関係と予防

    40歳以上の人の4人に1人、全国では1000万人もいるとされている糖尿病。 治療中の人は約76%と言われ、まだまだ糖尿病が重大な病気と考えられていない日本ですが、合併症の怖さをご存知でしょうか。 糖尿病は「網膜症」「腎症」「心筋梗塞」「脳梗塞」などの血管系の合併症をひきおこします。糖尿病を治療してこれらの合併症を予防することが大切です。 これは血糖値が高い状態が長く続く 糖尿病 により、血管がボロボロになっていまうことから起こります。 では、糖尿病の人はがんになりやすいのでしょうか。 答えはYESです。 糖尿病の人は、そうでない人に比べてがんの発症リスクが高い傾向にあります。 糖尿病の人は、そうでない人に比べてがんの発症リスクが高い傾向にあります。 糖尿病患者の場合膵臓、肝臓、大腸のがんリスクが上昇 がんの名前 発症リスク 胃がん 1.06倍 大腸がん 1.4倍 すい臓がん 1.85倍 肝臓がん 1.97倍 日本糖尿病学会(糖尿病と癌に関する委員会報告) より 日本糖尿病学会と日本癌(がん)学会の合同委員会による報告では、2型糖尿病患者はそうでない人に比べると全体で1.2倍がんの発症リスクが高い傾向になることがわかりました。 では、なぜ糖尿病の場合、癌リスクが高くなるのでしょうか。 詳しい原因はまだ解明されていませんが、以下のような可能性が提唱されています。 血糖値が高い 高血糖により、酸化反応により引き起こされる、カラダにとって有害な作用= 酸化ストレス が促進され、DNAにダメージを負い 癌細胞が増殖する 可能性があるとされています。血糖値が高いことによる直接の作用です。 血液中のインスリン濃度が高い インスリンが効きにくい糖尿病患者は血液中のインスリン濃度が高くなっています。 インスリンは血糖値を下げるホルモンとして有名ですが、血糖値を下げる以外に過剰なインスリンは癌細胞の増殖を促進する作用やがんの転移を促進する働きもあります。インスリンは増殖因子としての働きもゆうするのです。 炎症 2型糖尿病の方では、肥満の方も多く、慢性的な炎症があると考えられます。慢性の炎症は、発がんのリスクと考えられています。 糖尿病とがんに共通するリスクは生活習慣によるもの その他、2型糖尿病においては生活習慣病であり、がんとの因果関係の原因がはっきりしなくとも、共通する項目があります。 2型糖尿病の原因 2型糖尿病の場合多くは以下のような原因が考えられます。 肥満 肥満は糖尿病にとって一番の危険因子であり、あらゆる病気を引き起こしやすく、発がんリスクも確実に上げる要因となっています。 不摂生な食事 バランスのよい食生活を取ることは糖尿病にならないために重要なことです。 肉類の接種が少なく、野菜や果物、食物繊維が多い食事を心掛けることはインスリン感受性を改善、2型糖尿病の予防にもなります。 運動不足 運動不足になることは先の肥満にも繋がりやすく、これにより、便秘なども引き起こしやすいです。運動をして身体活動を向上させることは、は結腸癌、閉経後の乳がん、子宮内膜がんのリスクを下げることもわかっています。 喫煙 喫煙は肺がんだけでなく、口腔・咽頭、喉頭、鼻腔・副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱および子宮頸部などのがんになりやすいこともわかっています。 もちろん、2型糖尿病の発症リスクも上げます。 糖尿病の診察だけでは発がんはわからない 糖尿病患者さんががんにならないためには血糖値コントロールをしっかりすることが大事です。 糖尿病患者さんの中には定期的に病院に行っているから、定期健診は必要ないと思っている方もいらっしゃいます。 しかし、がん検査と糖尿病の検査は全く違います。 早期発見のためにもがん検診はしっかり受けましょう。 胃がん、子宮がん、肺がん、乳がん、大腸がんの5種類のがんについては、がん検診を厚生労働省が推奨しており、西宮市でも集団検診を行っています。 西宮市集団検診 40歳以上の人は胃がんだとバリウム、大腸がんだと便潜血検査で検査が可能です。 1年に1回を目安に定期的に健康診断を受ける習慣をつけることが大事です。 糖尿病専門病院ではがんの早期発見のために、定期的に腹部エコー検査、便潜血検査、胃カメラなどの検査をすることがあります。 血糖コントロールはもちろん、急激な体重減少などはがんの危険性をはらんでいます。特に貧血を認める場合、胃がんや大腸がん含め消化管からの出血がないか胃カメラや大腸カメラでのチェックが大切です。 糖尿病で病院に通っているからと、安易に考えず、定期的な検査を心掛けましょう。

  • ラーメン店が多い地域ほど脳卒中が多かった。フレンチ、イタリアン、そば、うどん店、ファーストフードは相関なかった。

    食習慣と寿命そして病気の関係は昔から検討されています。 これらを調べるためには個人個人の病気寿命を見ていては検討することができません。 そこで用いられるのは疫学調査と言って何百人何千人何万人という集団を見て病気や寿命と関係があるかどうかを調べます。 マクドナルドのお店との距離に比例して糖尿病だったか肥満の方が多いといった論文を昔アメリカから報告されたのを見たことがあります。 しかしこのような疫学調査は日本ではほとんど行われていないのが現状です。 ラーメンと脳卒中の関係を疫学的に調査した非常に興味深い論文がありました。 なかなか興味深い疫学調査です あくまでもイメージですが ラーメン店が多い ラーメンを食べる機会が多い 塩分摂取量が多い 高血圧が多い 結果、血管が詰まる病気、出血する病気などの病気が増える こんな風が吹けば桶屋が的な話を想像するのですが、 実際にこれを検討するのは容易なことではありません。人間の体はこんな単純ではありませんし様々な要因が関わってきます。 人口に対するラーメン店イタリアンフレンチお蕎麦の数を集計してそれと重ね合わせることで地域ごとの脳卒中が多いか少ないかを検討しています。 (Citation: Matsuzono K et al. Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study. Nutr J. 2019 Sep 4;18(1):53) クリニックのある西宮市、全国的にみるとラーメン店多くなかった クリニックのある西宮市は、東西に走る国道2号線があります西宮市から神戸に向かう2号線沿線には両脇にラーメン店が鈴なりになっているエリアがあります。 ラーメンストリートとも言われています。 西宮市はラーメン店多いのかと思っていたのですが人口対比率を全国で見てみると、決しておおくなかったのですね。 ラーメン店、フレンチ、イタリアン、そば、うどん店、ファーストフードと脳卒中の関係 グラフは横軸に人口当たりのラーメン屋フレンチイタリアンレストランなどの数をプロットしています。 縦軸には脳卒中などの人口当たりの疾病割合をプロットしています。 結果お店の数と疾病の数が創刊した言い換えるとグラフが右上上がりの線になったのは、ラーメン店の数だけでした。 フレンチ、 イタリアン、そばう、どん店、ファーストフードと病気の関連は見られませんでした。 ファーストフード店の数と脳卒中の数は関係ないものなんですね。まあ、あくまでも統計的な話なのですが。 交絡因子 ただこの結果ラーメン店が多いと脳卒中が増えるという単純なものではありません。何らかの相関があった、言い換えると関係があったを示しているだけです。因果関係とは違うところに注意してください。 ラーメン店が多い、ラーメンを食べる機会が多い食生活を有する人は、「直接の原因は分からないが」、食生活の傾向や生活スタイルが脳卒中につながる傾向をもっているというということは言えそうです。 まとめ フレンチ、 イタリアン、そばう、どん店、ファーストフードの数と病気の関係を疫学的に示した非常に興味深い報告です。塩分の量なのか、油の摂りすぎなのか、それとも夜中にラーメンを食べる食習慣なのか直接の原因はわかりませんけれども 、食習慣が思っている以上に病気とかかわりがあることは言えそうです。

  • C型肝炎インターフェロンフリー治療(DAA)で肝がん、死亡リスク低下|1万例コホートで全死亡リスクが52%低下

    1989年にアメリカのカイロン社によって発見されたC型肝炎ウイルス、インターフェロンを中心に治療が行われてきました。 2015年以降、直接ウイルスに作用してウイルスを消す治療が(インターフェロンフリー治療DAA)が使えるようになり、劇的な治療効果が得られています。 ハーボニー(ソフォスブビル、レディパスビル) ヴィキラックス(オムビタスビル、パリタプレビル、リ・トナビル) エレルサ/グラジナ(エルバスビル/グラゾプレビル) マヴィレット(グレカプレビル、ピブレンタスビル) などの内服薬です。 慢性肝炎の経過 C型肝炎治療をするのは、肝炎を治すためです。さらには慢性肝炎が続いた結果起きてくる肝がんの予防です。 正常肝臓→慢性C型肝炎→肝硬変→肝がん 慢性C型肝炎の段階でウイルスが消して、肝硬変、肝がんを予防するのがインターフェロン治療や現在主流のインターフェロンフリー治療(DAA)です。 インターフェロン治療は、肝硬変への進展、肝細胞癌発症の予防につながることがさまざまな研究から分かっています。 インターフェロンフリー治療(DAA)が肝細胞癌を増やす? インターフェロン治療は、肝硬変への進展、肝細胞癌発症の予防につながることがさまざまな研究から分かっています。 C型肝炎ウイルスを消し去るインターフェロンフリー治療(DAA)も肝硬変への進展、肝細胞癌発症の予防につながることが予想されます。 ところが、その予想に反する報告が2016年スペインのバルセロナの研究グループから報告されました。肝細胞癌を根治治療した後に、インターフェロンフリー治療(DAA)でウイルスを消すと、肝細胞癌再発率が増える可能性を示す報告でした。 この報告は母集団が特殊であることと、症例数が限られていることから、DAA治療で肝がんが増えることがあるのかどうか、その後の研究結果を待つ必要がありました。 しかし、その後の多数の報告でDAA治療群で、治療していない群よりも、肝がん再発が減ることが分かってきました。 当初のスペインからの報告は杞憂に終わったのです。 C型肝炎インターフェロンフリー治療(DAA)で肝がん、死亡リスクが低下する 2012年から2015年にフランスの32施設で治療された10166例のコホート研究の結果がLancetに報告されました。 待望のコホートの結果です。 結果 全死亡リスクは52%低下 (adjusted HR 0.48, 95% CI 0.33-0.70) 肝細胞癌リスクは34%低下 (adjusted HR0.66, 95% CI0.46-0.93) (Citation: Carrat F et al. Clinical outcomes in patients with chronic hepatitis C after direct-acting antiviral treatment: a prospective cohort study. Lancet. 2019 Feb 11. pii: S0140-6736(18)32111-1) C型肝炎インターフェロンフリー治療(DAA)で肝がん、死亡リスクが下がることが明らかとなりました まとめ インターフェロン治療に比べ、格段に副作用が少なく、治療効果の高いインターフェロンフリー治療(DAA)です。 当院で施行したDAA治療、全員がSVR(ウイルスが消失している状態)となっております。 当初のスペインからのDAAで肝がん再発が増えるかもしれないとい話は杞憂におわり、コホート研究でC型肝炎インターフェロンフリー治療(DAA)で肝がん、死亡リスクが下がることが明らかとなりました。

  • 胃透視検査(胃バリウム検査)でピロリ菌感染を判断するAI(人口知能: artificial intelligence)

    チェス、将棋や囲碁はコンピューターが勝てない分野と思われていたのがつい数年前。 AI(人口知能: artificial intelligence)の進歩スピード チェスの世界チャンピオンがコンピューターに敗れ 将棋もコンピューターが勝つ時代になり 最後の砦と思われていた囲碁でしたが、 人口知能AlphaGoが人類最強といわれている棋士、柯潔との三番勝負で3戦全勝と圧勝したのが、つい1年前です。 AI(人口知能: artificial intelligence)は驚くべきスピードで発達してきています。 2045年頃、いまから20年少しで、「シンギュラリティ」(技術的特異点)に達して、AIは人の知能を越すともいわれています。 パターン認識には異常な強さを発揮するAIですが、 0から1は生み出さないAIに全てができるわけではありません。 クリエイティブな仕事、チームを作るなど、 ヒトの能力が必要とされる分野は多々あり、 シンギュラリティは来ないのではないかと 私は希望的観測をもっています。 医療とAI(人口知能: artificial intelligence) 各分野でAIが活用されるようになるのは当然のことです。 医療の分野も例外ではありません。 画像のパターン認識は、AI(人口知能: artificial intelligence)が得意とする分野です。 CTや病理検査など、画像診断の分野では すでにAIがエキスパートドクター並の 診断を下している報告があります。 消化器の分野でも がんセンターを中心として内視鏡診断における AI活用が研究されています。 胃カメラ大腸カメラとAI 将来的には、胃カメラ大腸カメラ時に、画像読影をアシストするAIは登場すると思われますが、胃カメラや大腸カメラは、撮影条件で画像に、かなりバラツキが出ます。 バラツキのある画像を、どのように判断するかが クリアするべき最大のポイントです。 内視鏡検査の時は、 送気して、胃や大腸を膨らませて観察します。 これが基本なのですが、 癌を疑う病変があれば、逆に空気を抜いて、病変の形が変わるかどうか、堅さを判断したりもします。 病変の表面の状態、脱気したときの病変の堅さ含め 総合的に評価して、癌であるかどうか、さらにその深達度(どれぐらい深く病変が根をはっているか)を判断します。 撮影条件が一定で画像にばらつきがなければ、AIは活躍できますが、内視鏡写真は条件によりかなり印象がかわります。 検査担当医師の習熟度によっても撮影する写真が異なります。 そのバラツキを加味して画像判断するAIの登場が待たれるところです。 胃透視(胃バリウム検査)画像のピロリ菌感染有無を判断するAI(人口知能: artificial intelligence) 胃カメラや大腸カメラの画像と対照的に、比較的各画像にバラツキが少ないのが胃透視検査(胃バリウム検査)です。 バリウム検査は、一定のパターンで画像を撮影します。 そのため術者による画像のバラツキが少ないのが特徴です。 これに着目して、バリウム検査でのAIの有効性を検討した結果が今年の2月に報告されました。 バリウム検査で、ピロリ菌の有無をAIが判断できるか これを調べています。 (Citation: Togo R et al. Preliminary study of automatic gastric cancer risk classification from photofluorography. World J Gastrointest Oncol. 2018 Feb 15; 10(2): 62–70.) 2100症例、計16,800枚の画像を判断させています。 AI(人口知能: artificial intelligence)による バリウム検査でのピロリ菌感染有無の判断 感度88.4% 特異度89.5% の結果でした 論文にはAIがどこの部位を認識したかは書かれていませんが、私が勝手に想像するに、 ピロリ菌未感染では 胃前庭部粘膜の、細かく均一な微細な模様を呈します。 一方、ピロリ菌感染では 胃粘膜が、粗造に(あらく)なったり、不揃いになったり、顆粒状に目立ったりしてきます。 これらの差をAIが判断したのではないかと想像します。 あと、体部大彎のひだ(皺襞)は 未感染では、シュッと細く縦走しているのですが ピロリ感染すると炎症で、太く、蛇行します。 これらの差も含め判断しているのかもしれません。 感度88.4%、特異度89.5% 感度、特異度とも90%近くあり、ピロリ菌の存在診断に関して、ほぼ実用レベルに達していると思われます。 画像診断におけるAIの進歩めざましく、 画像検査は、AIで診断支援するのが当然の時代になる日が近いですね。 ■まとめ ・AI(人口知能: artificial intelligence)はパターン認識につよい ・AIの胃バリウム検査におけるピロリ菌感染有無の判断は感度88.4%、特異度89.5%とすばらしい

胃カメラ・

大腸カメラ​予約

WEB問診

WEB順番予約

中島クリニック (52).jpg

​中島クリニック

〒663-8003 兵庫県西宮市上大市3丁目1-10

TEL: 0798-57-5170

阪急今津線「甲東園駅」より徒歩6分

専用駐車場 完備

WEB問診

胃カメラ・

大腸カメラ​予約

WEB順番予約

診療時間

Medical hours

©中島クリニック

bottom of page